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普通の人のエコロジー入門
第2章 
目指せエコビレッジ!・・・(1)

エコビレッジへの第一歩、
オーガニックカフェ“すいずいcafe”がオープンしました!

 エコロジーオンラインが渡良瀬川流域におけるエコ活動の拠点として考えている場所に藤岡町のあき津亭があります。そこで、オーガニックコットンを栽培したり、そのコットンから糸を紡いだり、織ったりする場としての工房をつくっていることをこの連載でもお伝えしてきました。

 これまで、あき津亭では、有機栽培でつくられた小麦や野菜をつかって、自分たちで打ったうどんやごはんを提供してきました。
 今回、そのうどんやさんを閉じ、新しくランチとカフェを提供するオーガニックカフェに生まれ変わることになりました。“すいずいcafe”という名前です。
 この“すいずいcafe”は、キュートなふたりの女性を中心に運営されます。
 ひとりが、足利出身の料理研究家、小松原奈美さん、そしてもうひとりが、あき津亭町田さんご夫妻の長女、町田明子さんです。

 元々、彼女たちにはエコロジーオンラインが関わるパーティーでのケータリング(イベントなどの料理を仕出すること)をお願いしていました。僕らが霞ヶ関で行ったパーティーや、音楽プロデューサーの小林武史さんやMR.CHILDRENの桜井和寿さんを中心に運営するap bankのパーティーにもケータリングとして参加してもらっています。このオーガニックケータリングユニットの名前が“すいずい花”でした。カフェはその名前の一部をとって“すいずいcafe”と名付けられました。

 彼女たちはこれからも、エコロジーオンラインが関わるイベントや雑誌、インターネットなどでオーガニック料理を紹介していく活動をしてもらうことになっています。
 そのユニットで活躍する明子さんを中心として営業をする“すいずいcafe”のランチメニューの担当が小松原さんです。
 これまでのあき津亭もそうでしたが、このカフェで出す料理については、町田さんたちがつくった有機無農薬野菜を中心に、化学調味料などの不自然なものを使用しないカラダにやさしいオーガニックな料理を提供します。藤岡町で30年、自然な農業をやっていた町田さん家族がいるからこそできる、とっても贅沢な空間なんですね。

 エコロジーオンラインでは、このカフェが渡良瀬川や渡瀬遊水池を中心に行われる環境保全活動のひとつの情報発信の核となればいいな〜と思い、様々なお手伝いをしてきました。カフェのオープンイベントが行われるのが5月27日〜31日。この時期からオーガニックコットンの栽培が始まりますから、その苗のプレゼントなども行う予定になっています。

 このようにオーガニックカフェが生まれたり、オーガニックコットンの栽培を行ったり、手織りの工房をつくったりすることで、この地域にもエコロジーを考える仲間たちが徐々に育ってきました。今後もそうした仲間たちとともに渡良瀬川流域を自然ゆたかでおもしろいものにできるように努力していきたいと思っています。

 さて、エコロジーオンラインの東京の活動でも、また新しい仲間が生まれます。これは“すいずい花”のふたりにも関わることですが、オーガニック(自然にもカラダにもやさしいモノの生産のありかた)な情報を幅広く紹介する「EOLオーガニック」というプロジェクトです。現在はホームページを制作を行っていますが(http://www.eco-online.org/organic)、様々な仲間たちとオーガニックな商品企画などを行い、全国販売することも視野に入れています。具体的になったら、またご紹介します。


上岡 裕 (カミオカ ユタカ)

1983年4月、国際基督教大学卒業後、(株)ソニーミュージック・エンターテインメント(SME)入社。在職中は大江千里、エレファントカシマシなどの宣伝を担当。91年4月、SME退社後、フリーライターに。1991〜1992年にかけ、アメリカ西海岸バークレー市に滞在。インターネットに出会う。1999年5月、インターネットメールマガジン「普通の人のエコロジー」創刊。2000年3月、エコロジーオンラインを創立。









 

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