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ハッピーなライフスタイルを探して
エコ-フレンドリーリビング
vol.4
イルミネーション狂想曲
オーストラリアは南半球なので、日本と季節は逆さまです。クリスマス頃は夏の始まりで、いよいよ人々が開放的になり楽しさがバクハツするサマー・ホリディです。ワタシが暮らしていたタスマニアは、大陸と比べとくに冬が長めの寒冷地域なので、春の訪れが待ち遠しく、そして夏をめちゃくちゃ謳歌するのです。日も長くなり、12月から3月くらい(冬至?夏至から春分の日くらい)までは、夜の9時、10時くらいまで明るいし、爽やかな陽気も手伝って、老いも若きも男も女も、みんな外へ出ます(このあたりは北欧っぽいかも)。そしてちょっぴり短めの夏を満喫するのです。
そのクリスマスムード、11月になると、繁華街は、もう大手を振ってデコレーションが行われます。お店のウィンドー然り、個人宅のデコレーションも始まります! オーストラリアのクリスマスは、12月25日がメイン。24日まではがんばって働いて、25、26日がお休みです。26日はボクシング・ディ(英語ではboxing
day)といいます。この日は、プレゼントの箱を開ける日という意味なのですが、かわいい習慣ですね〜。かの国は「お正月」という習慣はないので、クリスマスの飾り付けは、1月10日あたりくらいまでずーっと続いているのです。
街がクリスマス仕様になるのは、東京住まいのワタシにとっては慣れっこですが、個人宅のデコレーション&イルミネーションには、当時驚いたものです(最近でこそ、東京あたりの家でもイルミネーションを楽しんでいるお宅はあるようですが…)。クリスマスツリーなどを窓際に置いて、通りを行く人に楽しんでもらおう、というのは当たり前。サンタクロースと橇が屋根に居座っていたり、サンタクロースが煙突から入ろうとしていたり。こんな風に日中に見えるデコレーションを張り切る人もいれば、夜のイルミネーションを凝る人もいます。家中、庭中を豆電球だらけにしてピカピカ、植木を動物に型どってピカピカ。それはもう眩しい(笑)! 夜になると遠方からわざわざ見に来る人で人集りができるホドでした(そういうワタシも見に行きましたけど)。でもコレ、クリスマスの期間中、毎晩つけていると、結構な電気代になるのです(払う本人は、クリスマス・イルミネーションが生き甲斐みたいになっているので、その金額を誇りに思っているくらいだった…)。
当時は今ほど地球温暖化問題への意識も低かったせいか、あまり気にしなかったのですが。今、思うとすっごい電気を使っているんだなぁ、なんて…(笑)。
以前に小型風車を作っているゼファーという会社の社長さんに話を伺ったときに、「自分の家で作った電気なら、どう使ってもいいと思う。贅沢だね」というようなコトを言っていました。たしかに。クリスマスはクリスマスとして楽しみたいし、自宅の風車で作った電気なら化石燃料の使用を気にしなくていいし! なんて思う、クリスマス・イルミネーションが眩しい東京の夜です。
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イノウエ*アキコ
スキューバダイビング専門誌の編集を経て、情報誌などの制作・編集に関わった後、1999年10月に渡豪。タスマニアで環境保全、オーガニックを学んだ後、パーマカルチャー【永続的かつ自給自足な生産を可能にするためのランドスケープデザイン】を修める。2001年8月から04年2月まで周期的にヴェトナムでNGOの活動を通してパーマカルチャーを実践。東京在住、雑誌を中心にペーパープリンティングの編集・ライターに携わる。 |
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