2007年05月08日
いよいよ全国公開!『地球交響曲・ガイアシンフォニー』最新作
「ジッとしていた一本の木に、風がスーっと吹いてきて、葉っぱが揺れたり、光が変化したりするのを見た時、『美しいな〜、春だな〜』と思ったりする。それが聞こえない音を聞くという感覚。でも、こんな素敵な木なのに、邪魔だからとか、売るとお金になるからと、切ってしまったりする。僕らは、木の奏でる音楽を聞いてないんですよね」
こう語るのは、映画監督の龍村仁さん。この春、自身のライフワークである『地球交響曲・ガイアシンフォニー第6番』を完成させたばかりだ。
この映画は、イギリスの生物物理学者ジェームズ・ラヴロックが発表した「地球は、1つの生命体である」というガイア仮説に影響を受けた龍村仁監督が、89年に第1番の撮影を開始したオムニバス・ドキュメンタリー作品。今までの出演者は、登山家、海洋冒険家、版画家など職業は様々だが、「大きな地球に生かされている…」という感覚の持ち主ばかりだ。
地球交響曲・ガイアシンフォニー第6番
そんな映画の最新作のテーマは『音』。光の音を紡ぎ出すピアニストや、クジラが歌うことを発見した海洋生物学者、今は亡きジョージ・ハリスンが師と仰ぐシタール奏者、さらに「虚空の音」を奏でる不思議な楽器の演奏者たち4人が登場する。
1つの生命体である地球。その上で他の生命と共鳴しながら生きていくためには、彼らの奏でる音、言葉に耳を傾けることが重要だ。『地球交響曲・ガイアシンフォニー第6番』は、東京都写真美術館ホールで6月8日まで公開中だ。