2007年6月1日
横浜のNEWシンボル 風車見学ツアー開催
5月30日、横浜市・瑞穂ふ頭地内に建設された風車の、市民向け見学会が初めて開催された。見学会では、普段見ることのできない風車の建設風景などを近隣の神奈川水再生センターでビデオ観賞したあと、バスでふ頭まで移動。想像以上に大きなブレード(羽)が勢いよく回転する姿に、子ども連れなどを含めた約40人の参加者から歓声が上がっていた。
同風車は、横浜市が目指す「環境行動都市」実現のシンボルとして、今年1月に完成したばかり。デンマーク・ヴェスタス社製で、ブレードの直径は80m、高さは、みなとのシンボル「マリンタワー」より12m高い118m。年間予想発電量は300万kWhと、一般家庭の年間消費電力の約860世帯分に相当する。
同事業の特徴は、その建設資金を、横浜市初の住民参加型市場公募債「ハマ債風車(かざぐるま)」を発行して調達している点だ。約350名が購入し、総建設費5億円のうち約3億円を市債で、残り2億円をNEDOからの補助金でまかなった。市債の償還財源は、電力会社からの買電収入と、キリンビール株式会社、日産自動車株式会社などの協賛企業「Y(ヨコハマ)−グリーンパートナー」からの協賛金収入をあてていくという。
今後、同様の見学会を定期的に開催し、市政の目指す方向を示し協力を得ていきたい考え。来月6月18日には、大さん橋ホールで同風力発電所の竣功を記念した大規模なシンポジウムも開催される予定だ。
(取材:EOL中島まゆみ)