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2007年6月22日

UAが見たツバルの美しさと現状

 地球温暖化が深刻化し、世界各地でその被害が顕著に現れ始めてきている。そんななか、「ツバル」という国の名前をよく聞くようになった。南太平洋に浮かぶ、ポリネシアの楽園と呼ばれている美しい島国「ツバル」が、いま消滅の危機に瀕しているのだ。6月15日(金)〜24日(日)、歌手のUAとツバルを撮り続けている写真家の遠藤秀一氏が訪れた、4日間の写真を集めた「J-WAVE THINK SINK TUVALU〜UAが見たツバル〜」展が、東京・IID 世田谷ものづくり学校で開催されている。

 海面上昇で、海岸線の浸食が加速し、1月〜4月の大潮の時期には地中から海水が吹き出すために、農作物への深刻な塩害も起きている。また、環礁の島のために、今の生活に充分な農作物が育たず、国外からいろんなモノが流入し始めている。生活がモノで豊かになった反面、膨大なゴミの処理に対応できない島のあちこちにはゴミが散乱している、という悲しい現実。そんな現状を目の当たりにしたUAは、自分の好きな歌を通して島民の人びとと触れ合う。そこで見えてきたのは、決して悲観的になって暮らすのではなく、着々と温暖化が進んでいる現在もたくましく生きるツバルの人びとの姿だった。この写真展では、ありのままのツバルを私たちに伝えている。

 このまま温暖化が進めば、21世紀末には約65cm(最大で約1m)海面が上昇するとIPCC(気候変動に関する政府間パネル)は予測している。海面上昇による国土の消滅は遠い将来の話ではなく、もうすでにツバルで進んでいる話だ。ツバルを守ることが、地球を守ることに繋がるのだろう。

J-WAVE
http://www.j-wave.co.jp/
IID 世田谷ものづくり学校HP
http://r-school.net/

(取材:町田佳子)

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