2007年6月29日
【ノルウェー発】2009年を目処に北海で海上風力発電所を稼動開始
ノルウェーの電力会社ノルスク・ハイドロ(Norsk Hydro)と、ドイツの総合電機メーカーシーメンス(Siemens)が協同開発を行っている、世界初の水面に浮かぶ風力発電所が、2009年に北海で稼動開始する予定だ。海上風力発電所といえば、これまでは海底に基盤を作り、浅瀬に立つ形のものしかなかったことを考えると、今回のように完全に水面に浮くタイプは画期的といえる。また、完全に陸地に離れた場所に発電所を作ることで、より多くの電力を生産出来るという。海上風力発電所は陸上の発電所よりもコストはかかるが、発電量が大きく、原油による発電のような二酸化炭素の排出もなく、温暖化対策として着目されている。今回の取り組みがうまく行けば、2013〜2014年頃に規模を拡大する予定だという。
Floating Wind Turbine May Be in North Sea by 2009
http://enn.com/todays-news/13026
2007年6月20日
【イギリス発】木製家具は熱帯雨林破壊の原因?
あなたのお気に入りの木製の家具が、熱帯雨林の破壊につながっているとしたら?
--自分の使っている家具がどこから来ているか考えたことはあるだろうか。EUのデータでは、2004年にEUが輸入した木材の8%が違法伐採された熱帯雨林だと推測される。専門家によると、熱帯雨林の違法伐採を取り締まる一番の方法は、このような現実を消費者に知ってもらい、家具を購入する場合は、植林など持続可能な資源で作られたものを選んでもらうことだという。カナダのFSC(森林管理協議会)では、承認を受けた植林の木を使用した家具にロゴマークを発行している。大手家具メーカーのイケア(Ikea)も、消費者のニーズが高まっていることを受け、来年までに、家具の原料の30%以上をFSC承認マーク入りの木材にするという目標を立てている。もっともイケアのような大量生産、使い捨てのスタイルでは、買って数年もしないうちに新しい家具に買い換えることになり、それでは環境に優しいとは言えないとする批判もある。熱帯雨林を伐採しないというだけでなく、一度買った家具を長いこと大切に使うことが重要だろう。
Are You Eating Dinner on a Piece of Rainforest?
http://www.enn.com/today.html?id=12927
2007年6月19日
【ベルギー発】EU加盟国 エコフレンドリーな電球生産へ
ヨーロッパの電球製造業者は、8年以内に白熱電球の製造を中止し、より環境に優しいハロゲンや小型蛍光電球へ切り替えることを発表した。発表をしたのは、ジェネラル・エレクトリック社を含めるヨーロッパの電球製造業者で、これにより家庭用電力による二酸化炭素排出量が最大60パーセント(年間23メガトン)削減されるだろうとしている。この率先権は欧州委員会に委ねられ、エネルギー効率の高い照明のための新しいエコデザイン基準が設定されることとなる。
EU, Lightbulb Makers Announce Plans To Make More Eco-Friendly Lamps
http://www.enn.com/energy.html?id=1604
2007年6月18日
【中国発】廃棄パソコンの解体で人々の健康に被害
香港に近い海沿いの町・貴嶼(Guiyu)には、海外からパソコン、テレビ、携帯電話など電化製品の廃棄物が密輸され山積みになっており、人々はマスクもつけずに換気の悪い場所で、廃棄物から使えそうな部品を取り出している。人民日報によると、貴嶼にはパソコン関連の廃棄物処理を行う業者が5,500以上あり、3万人の雇用を生み出しているという。パソコン関連の廃棄物処理は貴嶼だけで100億円以上のビジネスになるとされるが、リサイクルされた部品を販売する仲介業者が利益の殆どを取ってしまうため、廃棄物の処理を行う出稼ぎ労働者の多くは日給わずか300円で生活している。また、処理の過程で放出される化学物質により、廃棄物処理に関わる労働者だけでなく、地域住民の多くに皮膚・神経・呼吸器・消化器系の症状が出ているという。
E-Waste Capital of China Chokes on Old Computers
http://www.enn.com/today.html?id=12932
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