エコロジーオンライン 
エコピープル 環境ニュース エコ・コラム
 top >>> eco-People  >>>鈴木 亨さん

eco people file no.03


市民の、市民による、市民のための風車を作る
NPO法人北海道グリーンファンド事務局長 鈴木 亨(すずき・とおる)さん  市民の、市民による、市民のための風車を作る

 静かな挑戦者。鈴木さんの言葉からそんな印象を受けた。鈴木さんが、グリーン電力に取り組もうと思ったのは、最後の規制分野と呼ばれるエネルギー分野で「風穴を開けたかったから」。「面白そうじゃないですか。」鈴木さんは、そう言って微笑んだ。すべてのものに関わるエネルギー問題。実際、循環型社会に向けて、自然エネルギーを含めたシステム作りは大変重要である。しかし、エネルギー問題が重要ということがわかっていながら、規制などにはばまれて、それに取り組む人は少なかった。だから、鈴木さんが語る「小さくても穴を開けたら、流れが変わるかもしれない」という言葉は重みがある。実際、一からはじめた北海道グリーンファンドは、現在会員数約1300名までに拡大、鈴木さんは市民風車をはじめようとしているNGO・NPOへのサポートなどで忙しい。
風穴は開いた。そして次なる挑戦は、「電力選択の自由」の流れを作ること。市民風車が出来ても、市民が自分でグリーン電力を選択できなくては、本物ではない。市民の、市民による、市民のための風車。それが実現するのは意外と早いかもしれない。また、より多くの市民がグリーン電力に興味を持つように情報を提供したり、グリーン電力を身近に感じられるシステムを作ることも課題だ。今年、北海道、石狩のライジングサンロックフェスティバル会場の近くに新たな風車を立てることが決まっている。そうすれば、コンサート会場で自然エネルギーが使えるようになるという。自然エネルギーがこれからどんどん身近になっていきそうだ。

LINK

自然エネルギーについて詳しく知りたい、
市民風車に参加したい方はこちら>>>

http://www.h-greenfund.jp

NPO法人北海道グリーンファンド事務局長 鈴木 亨(すずき・とおる)さん  市民の、市民による、市民のための風車を作る
NPO法人北海道グリーンファンド事務局長。1999年4月に生活クラブ生協にて60名のグリーン電気料金制度の試験取り組みを始める。1999年7月に北海道グリーンファンドを設立。北海道グリーンファンドとして数々の賞を受賞。グリーン電力業界の先駆者。電力業界に風穴を開けるべく、幅広い活躍を行っている。

北海道グリーンファンドの市民風車はこんな感じ

日本で初めて「市民出資」という形で建設した市民風車が北海道にある。それは、たくさんの仲間の夢が1本の風車として形になったもの。そして、さらに続いて風車が建設されている。環境にやさしいエネルギーとして世界的に注目を浴びている風力発電。市民風車が実際に市民のものとして、環境や地域経済に役に立つものになったら、日本のエネルギー事情はより良いものへと変わっていくはず。









 top >>> eco-People  >>>鈴木 亨さん

(C) Ecology Online / All right Reserved.