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eco people file no.04


エコロジーとエコノミーを両立させた植林事業を目指す


宮崎さんが代表を務めるビーボコーポレーションでは植林事業を行っている。場所は1998年の森林火災で日本の国土の約1/7(570万ha)の森が消失したインドネシア、東カリマンタン。ひとくちに“植林事業”と言っても宮崎さんが考えたのは、ただ寄付するだけで終わらない森を育てるシステム作りだ。宮崎さんが提案するのは、「みんなが参加し、みんなが分け合うシステム」。つまりは、植林する人と植林される土地の人々にもプラスになるシステム。それは、エコロジーとエコノミーの両立でもある。植林された木は将来木材になり、10年後余り後に販売利益につながる。これは、植林する側の利益である。そして、現地では、植林地の管理は地域コミュニティに委託し、現地雇用につなげる。また、植林地では、木を伐採せずに行える商品作物の栽培技術も提供し、現地にお金が落とせるようにする。それは、植林される土地の人々の利益につながる。そして、植える側も自分の木が植えられている土地について考え、また、植林された土地の人々も環境について考えるチャンスを与えられる。植える人と現地の人、また、それを取り囲む人々をつなげる仕組みがここにはある。まだまだ現地の人々への農業技術指導など課題はあるが、これは、みんながハッピーになるシステムと言っていい。
将来のヴィジョンは、ビーボの植林システムをより多くの人に知ってもらい、参加してもらうこと。「コンビニで植林が申し込めるといいですね」と、宮崎さんは語る。
植林をもっともっと身近なものにしていきたいと考えている。例えば、誕生祝や出産祝いとして植林を申し込めるようになる日も近いかもしれない。



LINK

植林事業について知りたい方、参加したい方はこちら>>>
http://www.vivo.jp/index.html


宮崎林司さん
株式会社ビーボコーポレーション代表取締役。NPOアジア植林友好協会代表理事。三重大学農学部林学科卒業後、住友林業(株)に入社。以来、18年間アジア・南米などの海外の森林開発分野に従事。東南アジア、特にインドネシアの熱帯雨林保全に熱意を傾けてきた。2000年、社会文化功労賞受賞(日本文化振興会)、2002年、フランス大使館より環境活動を評価され「特別功労賞」受賞。

ビーボコーポレーションの植林地はこんな感じ

植林地は、数多くあるインドネシアの中でも特に自然が豊かなカリマンタン島。世界で3番目に大きな島で、広大なエリアにわずかな人々が住み、内陸部の未開のジャングルには珍しい動植物が豊富に存在。しかし、その豊かな自然も無計画な伐採、森林火災などによって破壊されている。
大規模な環境破壊には、ひとりで挑んでも焼け石に水だが、たくさんの人の力が集まることで、森の再生という大仕事が可能になる。だからこそ、より多くの人の参加が望まれる。











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