地球温暖化によって北半球の夏には大規模な森林火災が起こることが多くなった。現在、カナダを大規模な森林火災が襲っており、地球は「火の世紀」に入ったと宣言する研究者も出てきている。
これまで北米の森林は自然のサイクルを保って火災を起こして更新を繰り返してきた。自然を開発することで、人間の暮らしが森林に近づき、起こるべき森林火災を防いできた。少しづつ森が燃えていればそこが緩衝地帯となって延焼を防ぐ。緩衝地帯を失った森林は地球温暖化によって乾燥が進み、燃料庫のような存在になった。そのために森林火災が起こると手のつけられない状態になる。何度かこうした火災に襲われた森林は再生せず、サバンナのような状態になると指摘する研究者もいる。CO2を吸収する森林が失われ、温暖化がさらに進んでいく。
全米トップの発電実績を誇るテキサスで風力発電が初めて石炭火力を追い越したことをCNNが伝えている。
この記事によれば、2019年上半期のテキサスの総発電量の22%が風力発電、21%が石炭火力だった。
東北の珍味と知られるホヤ。東北新幹線車中で販売されるホヤの燻製は知る人ぞ知る一品です。
大きな問題となっている海洋のプラスチック汚染の解決にそんなホヤが一役買うという情報をロイターが伝えています。
私たちが口にホヤは水がきれいでミネラル分豊富な海に育ちます。その一方、順応力も高く、汚染が進んだ海でも元気に育ち、船に付着したり、ビーチで繁殖する厄介者でもあります。
Business Insider Japanが19日、「我々は「6度目の大量絶滅」の過程にいる? 昆虫の減少が表す危険なサイン」とする記事を配信している。
それに関連する記事でフランスがハチの大量死に関係が深いネオニコチノイド系殺虫剤5種類を使用禁止にすることにしたという記事をテレグラフ紙に見つけた。
ニュースを伝えたテレグラフ紙がよれば、EUでは一昨年12月、クロチアニジン、イミダクロプリド、チアミトキサムの3種類の使用を禁止。フランスはさらに厳しく、チアクロプリド、アセタミプリドを加えたネオニコチノイド系殺虫剤5種類を屋外、屋内の区別なく禁止することにしたという。
象牙を狙った密猟が後を絶たないアフリカゾウ。移住者による狩猟と生息地が農地に奪われることで南アフリカでも多くのアフリカゾウの命が失われて来た。
アフリカの南端クニズナ地方にはアフリカゾウの一種クニズナゾウが生息していた。かつて数千頭はいたと言われるが、1950年代には10頭を切り、ハンターから逃れる術を身につけた彼らの生存数を正確に把握することが難しくなっていた。
今回、南アフリカ国立公園とネルソンマンデラ大学などの協力で行われた調査によって、クニズナゾウの生存数が把握できた。残されていたのは45歳の雌のゾウたった一頭だった。