岩手において、地域振興や低炭素社会の実現という観点から木質バイオマスエネルギーが注目され、約10年がたちます。
そして今、木質バイオマスの炎は岩手だけでなく全国各地に広がり続けています。
しかし、小さな心配も芽生ています。
100年後の人たちも同じように木質バイオマスを利用できるのだろうか・・・と。
現在、日本国内で植えられた人工林は約1,000万haありますが、新たに植林されている面積は毎年3万haほどしかありません。
つまり、このまま推移すれば、人工林資源は将来大幅に減少することが予測されるのです。
林業が長らく低迷し、森林所有者が森を育てることが困難になった今、使うことだけではなく、つくり育てることを同時に考えることが、木質バイオマス利用において求められているのです。
100年後の世界を想像してみます。
私たちは、石油のない世界を生きていることでしょう。
でも、つくり育てることを考えなければ、相変わらずわずかな資源をめぐり競い奪い合う世界になっているかも知れません。
豊かな自然を育み与え分かち合う世界を創造するために、何を選択しどう行動するのかを考えましょう。
このシンポジウムでは、今後100年を展望しながら、どのような社会をデザインし、その実現に向けて今とるべき行動とは何か、木質バイオマスはどのように貢献すべきかについて、提言していきます。
シンポジウム詳細はこちら
http://wbi.main.jp/1010/index.html
シンポジウムパンフレット(PDF)
【主催】
岩手・木質バイオマス研究会
【後援】
岩手県(予定) ・ 東日本高速道路(株) ・ 一般社団法人 日本木質ペレット協会 ・ NPO法人 環境エネルギー政策研究所 ・ NPO法人 バイオマス産業社会ネットワーク
【開催日時】
11月26日(金)~28日(日)
【開催場所】
11月26日(金)・27日(土)のシンポジウム
いわて県民情報交流センター
岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7番1号
http://www.aiina.jp/index.html
11月28日(日)
現地視察ツアー(盛岡市近郊の木質バイオマスエネルギー導入施設)
【講演者・パネリスト(27日)】
●熊崎 実 氏
一般社団法人 日本木質ペレット協会会長
●レナート・ゴードマーク 氏
スエーデン・ヴェクショー市
●飯田哲也 氏
NPO法人 環境エネルギー政策研究所所長
●泊 みゆき 氏
NPO法人 バイオマス産業社会ネットワーク理事長
●増田寛也 氏
野村総研顧問
●伊藤幸男
岩手・木質バイオマス研究会会長
【お申込み】
11月26日(金)・27日(土)のシンポジウムは申込み不要。
11月28日(日)の視察ツアーは要申込。
ツアー詳細・お申込みはこちら→http://wbi.main.jp/1010/tour.html
【お問い合わせ】
岩手・木質バイオマス研究会事務局
TEL(019)635-8272
e-mail wbi@xg.main.jp
【シンポジウム案内サイト】
http://wbi.main.jp/1010/index.html
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