循環型経済社会への貢献事業を展開する株式会社エコノス(札幌市)は、10月29日、環境に配慮された「エコお歳暮ギフト」のオンライン販売を開始した。販売窓口はオンラインショップ『エコナミセ』。エコナミセは環境省が推進する「エコ・アクション・ポイント」を貯めて使うことができる唯一のインターネット通販サイトで、独自の商品選定基準をもとに選定したお歳暮ギフトを、配送・決裁手続き等を簡略化して提供する。
循環型経済社会への貢献事業を展開する株式会社エコノス(札幌市)は、10月29日、環境に配慮された「エコお歳暮ギフト」のオンライン販売を開始した。販売窓口はオンラインショップ『エコナミセ』。エコナミセは環境省が推進する「エコ・アクション・ポイント」を貯めて使うことができる唯一のインターネット通販サイトで、独自の商品選定基準をもとに選定したお歳暮ギフトを、配送・決裁手続き等を簡略化して提供する。
人気商品は、"内食(ないしょく)ブーム""B級グルメブーム"にちなんだ「全国各地のブランド米」や「地ビール」などの地産もの。高齢者世帯や単身者向けに工夫された、何回かに分けて食べることができる小分け食品にも人気が集まっている。前回のお中元ギフトで好評だった、フェアトレード商品「カートカンコーヒー」や「最高級なたね油」「有機減農薬米」も引き続き、今回の商品リストに加えた。そのうえ、これらの商品の配送時に排出されるCO2は、北海道の森林保全への支援というCO2吸収事業によってカーボンオフセットされる。
エコノスの分析では、最近は簡易包装や個別対応が可能なインターネット通販でお歳暮を贈る人が増えているといい、今年は特に10月に愛知県で開催されたCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)の影響でより一層「エコ」への関心が高まり、ギフト業界でも環境配慮型商品が注目を集めているという。
今年は、「EV(電気自動車)元年」などと言われたり、生物多様性が経済的価値を持つようになるなど、エコロジーの世界にいくつものパラダイムシフトが起きた年でもある。エコお歳暮ギフトは、そんな2010年を締めくくるにふさわしい商品といえるのかもしれない。
文:中島 まゆみ
コメントをお書きください