BPの原油流出事故のあった海の近く、ホーンアイランドの海岸で、4頭のイルカの赤ちゃんが打ち上げられているのが発見された。BP事故の汚染除去員とともに働いていたNational Resource Advisoryの職員が確認した。
この時期はイルカの出産期にあたるため、イルカの赤ちゃんが浜に打ち上げられること自体は珍しくない。原因を探るため、死体と細胞サンプルの採取・調査を行ったところ、イルカの赤ちゃんは死産していたか、産まれて間もなく死亡したらしいことが判明した。
今年に入り、すでに18頭の赤ちゃんイルカが打ち上げられており、成人のイルカも含めると28頭にものぼる。死亡したイルカに、妊娠中のイルカは含まれていなかったが、出産時期自体は例年より早いという。科学者達は今期のイルカの死亡数が多いことを懸念しており、昨年の死亡例と比較して原因を探ることになりそうだ。
感染系統の病気とそれ以外の病気、原油事故のような人間の活動や生体毒素など、考えられる原因をすべて検討していく必要があるが、突き止めるのは容易ではないと研究者達は話している。
文:温野まき
翻訳サポート:中野よしえ
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イルカ (木曜日, 15 4月 2021 12:04)
可哀想ですね
加奈 (金曜日, 07 10月 2022 14:11)
可愛いですね
加奈 (金曜日, 07 10月 2022 14:12)
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