ソーラーパワートラックを被災地に! みどりの復興大作戦 最終日レポート

旭ヶ丘団地の子どもたち(左:かい君、右:ゆうき君)
旭ヶ丘団地の子どもたち(左:かい君、右:ゆうき君)

 1週間にわたった救援活動もいよいよ本日が最終日となりました。

 

 昨日からずーーーっと、ソーラーパワートラックでゲームをしていた子どもたちの一人、かい君(写真左)は今日が誕生日。私たちが祝ってあげなければいけないのに、帰り際にかけられた、「東京に戻っても頑張ってね!」の言葉に、思わず涙が出そうになりました。まもなく迎える新学期は、志津川を離れ、別の地域で迎えるとのこと。かい君、どうかこれからも元気でね!

 

 当初、滞在中の旭ヶ丘団地を10時に出発する予定でしたが、最後まで充電を求める人が次々とトラックを訪れてきます。なかなか途切れない行列や、町の人たちの温かさに、本当はもう数日ここに滞在してサポートを続けたい……そんな気持ちに後ろ髪を引かれながら、10時50分、旭ヶ丘を後にしました。

 

最後まで充電を求める人が次から次へ
最後まで充電を求める人が次から次へ

 帰り道、すれ違う車が、「災害緊急車両」から「災害復興車両」へと変わっていました。震災発生から20日が経ち、緊急に物資を必要としたり、行方不明者を救出できる時期ではなくなってきたということかもしれません。しかし、本格的な復興はこれからがスタートです。長く険しい道のりですが、被災者の方々はぜひ頑張ってください。これからも私たちはみなさんの応援を続けていきます。

 

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