飯舘村にガイガーカウンターを届けました!

 5月10日、東京財団の協力のもと、エコロジーオンラインとイオルインターナショナルで実施している飯舘村支援事業で集まった寄付で購入したガイガーカウンター2台を飯舘村にお届けしました。

 

 福島第一原発の事故による放射能汚染で計画的避難区域に指定され、全村避難の対応に奔走する飯舘村役場でしたが、菅野典雄村長自らご対応いただき、現在の村の状況についてのお話をいただきました。

 

 菅野村長によれば総人口6200名のうち、すでに1400名の方が自主的に避難。残った村民については、3歳未満の幼児を持つ家庭、18歳未満の子供を持つ家庭、長泥地域など放射線量が高い地域の順に避難を始め、6月末から早い段階でホテルなどの一次避難先から仮設住宅に移動できるように調整中とのことでした。避難先については、なるべく飯舘村の近い場所を選び、コミュニティの維持に務めたいとの思いをうかがいました。

 エコロジーオンラインのネットワークで先に寄付したガイガーカウンターについては、特定の地点の数値を測定することもでき、アラームも鳴るためにすごく重宝しているとのこと。実際に、ガイガーカウンターの購入の予算はあるのだが、どこで手に入れたら良いかの情報もなく、実際に職員が身につけているのは累積線量のみしか表示されないとのことで、今回寄付した2台のガイガーカウンターについても非常に喜んでいただきました。ご寄付をいただいたみなさま、本当にありがとうございました。

 

 今後についても、ガイガーカウンターの寄付だけでなく、必要な協力をしていこうと思っておりますので、引き続き協賛、寄付の募集を続けていく予定です。みなさんよろしくお願いいたします。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「までいの力」をご購入いただくことでも飯舘村支援につながります!

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