メガネブランド「JINS（ジンズ）」を展開するジェイアイエヌは、環境省が支援するプラスチックリサイクル実証事業「PLA-PLUS（プラプラ）プロジェクト」に参画する。不要になったメガネのリサイクルを実現することで、社会全体での資源循環の仕組みづくりを進めるのが狙いだ。
さまざまなプラスチック製品に囲まれている私たちの暮らし。しかし、これらの製品が不要になった際、容器や包装物以外のプラスチック製品についてはリサイクルする制度がなく、主に焼却や埋め立てによって処理されているのが現状である。ゴミの減量化や資源の有効利用を考えれば、すべてのプラスチック製品でリユースやリサイクルを進めるのが望ましい。
昨年6月よりJINS全店でリサイクルBOXを設置するなど、いち早くメガネの回収・再資源化に取り組んできた同社では、そのノウハウを生かそうとPLA-PLUSプロジェクトに参画。2月～3月にかけて実施される回収実験には、ジェイアイエヌをはじめアスクルなど6社が参加し、集められたプラスチックは原料や燃料へと生まれ変わる。
もう使わないけど、有効活用してほしい……。そんなプラスチック製品が家に眠る人はぜひ回収にご協力を！
文／加藤 聡
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