1979年、アメリカ・スリーマイル島原発事故をきっかけに、ジャクソン・ブラウン、グラハム・ナッシュ、ボニー・レイット、そして今や米連邦議会議員のジョン・ホールらが中心となって開催された反原発コンサート『NO NUKES』から33年――。
坂本龍一の呼びかけによる「脱原発」をテーマとした音楽フェスティバル『NO NUKES 2012』が、7月7日・8日に千葉・幕張メッセで開催される。福島第一原発事故の原因究明もままならない状況での再稼動判断に日本中が揺れるなか、音楽の力で脱原発のメッセージを強く訴える。
出演者には、YMO＋小山田圭吾＋高田漣＋権藤知彦、ASIAN KUNG-FU GENERATION、斉藤和義、ソウル・フラワー・ユニオン、難波章浩-AKIHIRO NAMBA-、BRAHMAN、KRAFTWERKなど、脱原発を掲げながら、第一線で活躍するアーティスト達が名を連ねた。
2日間のステージおよびリハーサルで使用される電力25500kWhには、太陽光、風力、バイオマスから生まれたグリーン電力証書を購入し、100％自然エネルギーによるライブイベントを実現。また、蓄電式の太陽光発電機で発電した電気も、ステージ機材の電力の一部として使用する予定だ。
なお、同イベントの収益は、脱原発運動「さようなら原発1000万人アクション」の中心である、「『さようなら原発』一千万人署名市民の会」に全額寄付される。
各ステージ、アーティストが、どのようなメッセージを発信するのかに注目したい。
NO NUKES 2012
2012年7月7日（土）、7月8日（日）千葉県 幕張メッセ国際展示場4・5ホール
OPEN 10:30 / START 12:00 / END 21:30（予定）
料金：1日券6800円 / 2日通し券13000円
【タイムテーブル】
7月7日（土）
10:30 開場
12:00 ASIAN KUNG-FU GENERATION
13:05 アナログフィッシュ
14:10 ソウル・フラワー・ユニオン
15:15 元ちとせ
16:20 HIFANA
17:25 難波章浩-AKIHIRO NAMBA
18:30 the HIATUS
19:35 YMO＋小山田圭吾＋高田漣＋権藤知彦
20:40 KRAFTWERK
8日（日）
10:30 開場
12:00 BRAHMAN
13:05 Ken Yokoyama
14:10 9mm Parabellum Bullet
15:15 七尾旅人＋大友良英＋坂本龍一＋ユザーン
16:20 ACIDMAN
17:25 NO NUKES 2012 忌野清志郎スペシャルセッション （仲井戸麗市BAND＋トータス松本＋坂本龍一）
18:35 山崎まさよし
19:40 斉藤和義
20:45 YMO＋小山田圭吾＋高田漣＋権藤知彦
NO NUKES 2012
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