気候変動やエネルギー問題の解決策として拡大されつつある「グリーン・エコノミー」。一方で、それが従来の市場経済主義に組み込まれた結果、途上国におけるカーボンオフセットや大規模インフラ事業による土地収奪、人権侵害、環境破壊等も発生しています。この構図は、原発もまさに同じではないでしょうか?
このセミナーでは、大規模資本による「気候変動対策」や原発の課題について最新状況を報告するとともに、目指すべき小規模分散型の持続可能なエネルギーについて考えます。後半は、地域からの実践的な取組みにフォーカスし、具体的な次の一歩を呼びかけます。
■日時: 2013年2月16日(土)14:00~16:30(13:30開場)
■会場: 名古屋YWCA
地下鉄「栄」東5番出口より東へ2分
http://www.nagoya-ywca.or.jp/mapfiles/ywcamap.html
■内容:
1)気候変動と原発事故の現状
FoE Japan 柳井真結子、吉田明子
2)大規模エネルギーシステムの矛盾と100Wの挑戦
高野雅夫さん(名古屋大学地球環境学助教授)
3)地域の取組み事例紹介とディスカッション
・池田直樹さん (青年海外協力隊愛知県OB会気候変動委員会)
・石井伸弘さん (電気をカエル計画)
・中部エネルギー市民会議事務局より(予定)
○高野雅夫さん プロフィール○
1981年名古屋大学理学部に入学、地球科学で博士号(理学)取得。1993年に名古屋大学理学部助手。「全地球史解読」という地球史を調べる研究プロジェクトに参加し、「生命と地球の共進化」というコンセプトで地球史をとらえることを学ぶ。その中で46億年の地球史において人類の時代が特異な時代であることに気づく。1996年理学研究科助教授。2001年4月発足の名古屋大学大学院環境学研究科設立に参加、同准教授。
■主催: 国際環境NGO FoE Japan、電気をカエル計画
■協力: 青年海外協力隊愛知県OB会、中部エネルギー市民会議(予定)
■参加費: 500円、学生・会員は無料
■詳細・申込: FoE Japanウェブサイトより、お申込ください。
http://www.foejapan.org/energy/evt/130216.html
■連絡先: 国際環境NGO FoE Japan
Tel: 03-6907-7217 FAX: 03-6907-7219 Email: softenergy@foejapan.org
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