私たちの暮らしの中の住まいや建造物の材を、アジア・太平洋の熱帯雨林の資源に
依存して40年以上。その貴重な森は消滅への一途をたどっていますが、日本の私た
ちはいまだに、熱帯材の原木や合板を輸入し、使い捨てのような状態を続けていま
す。
また同様に輸入している"食"におけるパーム油や、家庭やオフィスに溢れる紙の原
料。これらは熱帯雨林を皆伐した後のプランテーションで造られたものです。
切られた森の住民たちの暮らしは、かつての水の宝庫と衣食住の糧を失い、その文
化・慣習・権利も侵害され、貧困と飢餓の苦境に立たされています。
最後の原生林を守ろうと、「子どもたちのために!伐採企業のブルドーザーの前に
横たわって抵抗した母親たち」、「カヌーで巨大丸太積み出し船の前に群がって止
めようとしている子どもたち」など、現地での人々の闘いの姿や、原生林の村々の
美しい水系、輝く子どもたちの瞳、さらには伐採後の村々の荒廃も、映像と共に皆
様にお伝えします。
森を奪い尽くす仕組みとは何なのか?パプアニューギニアとマレーシアの現地から
の報告を交え、「今」私たちは何をすべきなのか、共に考えるひとときをもちまし
ょう。
是非、ふるってご参加ください。お待ちしております。
【日時】6月27日(木) 18:30-20:30
【会場】貸会議室 内海 2F教室(千代田区三崎町3-6-15)
http://www.kaigishitsu.co.jp/company/access.html
【参加費(資料代として)】1,000円(共催団体会員は500円)
【プログラム(仮)】※タイトル等は予告なく変更になることもあります。
・森を奪うパプアニューギニアの政策、実態(仮)
ピーター・ボシップ氏(環境法とコミュニティの権利センター(CELCOR))
・森を奪うマレーシア、サラワク州の政策、実態(仮)
シャミラ・アリフィン氏/自然の友マレーシア(SAM)
・パプアニューギニアの原生林を守る活動に関わって見えてきたこと
~わたしたちの課題
清水靖子氏/「パプアニューギニアとソロモン諸島の森を守る会」
・会場とのフリーディスカッション
【共催】
国際環境NGO FoE Japan、「パプアニューギニアとソロモン諸島の森を守る会」
【申込・問合せ】
以下のサイトからお申し込みください。
http://www.foejapan.org/forest/doc/evt_130627.html
また、メールやFAXでのお申込みの際は、(1)お名前、(2)メールアドレス、(3)電話番号、(4)会員の有無、(5)ご所属を以下へお送りください。
担当:FoE Japan(辻野/三柴)
forest@foejapan.org / Tel:03-6907-7217 / Fax:03-6907-7219
※本セミナーは公益財団法人トヨタ財団の助成を受けています。
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