現代文明が行き詰まりをみせているいま、私たち人類に迫られているのは自然との共生を見つめなおすことです。その答えの1つが自然エネルギーの利用。特に光と熱を生み出す「太陽の恵み」を活用する知恵を、私たちはもっと学ぶ必要があります。 この夏、小諸エコビレッジで開催する「太陽エネルギー学校」では、私たちに最も身近な太陽エネルギーの利用を実践していきます。標高1000mの涼しい小諸市で過ごす2日間。太陽と共に生きる知恵や技術を一緒に学んでいきましょう!
【注目のポイント!】
これまで「農地法」によって、農地に太陽光発電を設置することは原則禁止されていましたが、今年3月、農水省は条件付きで農業と太陽光発電の併業を認めました。これはソーラーシェアリングと呼ばれ、CHO技術研究所の長島彬所長が、2003年に特許を出願し、現在、普及のために無償で公開している仕組みです。今回の太陽エネルギー学校では、このソーラーシェアリングの発案者・長島彬さんを講師にお迎えし、ソーラーシェアリングのイロハについても語っていただきます!
【日時】 8月24日(土)、25日(日)
【会場】 小諸エコビレッジ(長野県小諸市甲4717 <旧港区高原学園跡地>)
【参加費】 一般4,000円/太陽光発電所ネットワーク会員3,000円 (宿泊費は別途)
【宿泊先】 「菱野温泉 薬師館」を手配します (ご自身で他の宿泊先を手配することも可能です)
【問い合わせ・申し込み】
NPO法人太陽光発電所ネットワーク
TEL:03-5805-3577 FAX:03-5805-3588 E-MAIL:info@greenenergy.jp
Facebookページ:https://www.facebook.com/events/687572371257447/
以下のURLからチラシがダウンロードできます
http://www.greenenergy.jp/guide/pdf/event20130824.pdf
<カリキュラム / 1日目>
●独立系太陽光発電キットの自作
中古パネルを利用し実生活で利用できる独立キットを作ります。そのまま購入もできますが、災害時の電源確保のためにも、スキルも含め必修のコースです。
●住宅用発電システムの生涯発電量の確保(その1)
NEDOモデルをもとにした予測発電量の計算実施と考察、本当のコスト計算を行います。
●【特別講座】ソーラーシェアリングを知る
【特別講師】CHO技術研究所所長 長嶋彬氏
農業と太陽光発電が共存、ソーラーシェアリングの現状と可能性について学びます。
<カリキュラム / 2日目>
●住宅用発電システムの生涯発電量の確保(その2)
発電量の新たな計測器であるソコデス、セルラインチェッカを使った測定の実施。住宅用、共同発電所にも有効的な方式を実際に体験してください。
●市民ファンドの現状
岩手県野田村、岐阜県中津川の事例紹介とコミュニティ発電所の意義についてPV-Net市民ファンドサポートセンターからの最新報告。市民共同発電所作りを考えている人には必見の講座です。
●EVとオフグリッド
電気自動車(EV)の解説と試乗、蓄電池やアンペアダウンについて学び、電力会社に頼らないオフグリッドの世界をのぞきましょう。
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