日本のエネルギー問題について、何から始め、どのように歩めば良いかを学びたいと思っているみなさんのため、NPO法人ソーラーシティ・ジャパン企画。 自然豊かな学舎で、やわらか頭の先生とともに、楽しく学びましょう!
A)宿泊コース・・・・・・・・・・・・・・・・・・・¥12,000(夕食・朝食・税込)
B)2日間講習&夕食・懇親会コース ¥8,000(税込)
C)2日間講習コース・・・・・・・・・・・・・・¥3,000(税込)
■日程:2013年10月19日(土)~20日(日)
■開催場所:星ふる学校「くまの木」
栃木県塩谷郡塩谷町大字熊ノ木802番地
■主催:NPO法人ソーラーシティ・ジャパン
■協力:NPO法人塩谷町旧熊ノ木小学校管理組合
やわらかエネルギー学校・校長あいさつ
原発を必要としない地域社会をつくるためには、地域の自然や文化に根ざした経済をつくることが必要になります。自然エネルギーがその切り札の一つになることは間違いありません。しかし、それだけで地域が変わるとは思えません。それらの施設が誰によって運営され、地域経済にどのようなメリットを生みだしているかが鍵となります。その先には自然エネルギーを核にしつつ、自然を守ることから生まれる農産物、加工品、サービス、ツーリズム、コンテンツ等々をつなぎあわせたブランディングが必要です。
やわらかエネルギー学校では、地域エネルギーの総合戦略を語る馬上さん、見過ごされている重要な地域エネルギーである太陽の熱利用に熱い中條さん、市民がどのように共同の発電所をつくるかを考える加藤さんを先生役としてお迎えします。これからの時代はこうした学びが総合的であることが重要。それぞれの課目のお話がどのようにつながっていくかをまとめるMC(マスターオブセレモニー)の教頭先生として、様々な地域の取り組みを日本一知っているジャーナリストの高橋先生を迎えました。
そうした学びを踏まえ、どんな風に地域エネルギーをつくるか具体的に考えるワークショップを実施します。市民発電所づくりは総合力が必要。エネルギーがわかるだけでは生み出せないものです。行政との折衝、ファイナンスのあり方、宣伝・広報、組織の作り方等々、幅広いネットワークと知識が必要になります。そうしたワークショップを通して次の時代を担っていく人たちを育成していきたいと考えています。
こうした学校は、その後の人生に重要な仲間づくりの役割を担います。くまの木という自然あふれる施設で2日間の体験を共有することが友をつくる何よりの環境を生み出す。夜の交流会が楽しみです。
やわらかエネルギー学校 校長 上岡 裕
【スケジュール】
10/19(土)
14:00 やわらかエネルギー学校 授業 1日目
①自然エネルギー社会をつくろう!(千葉大学 馬上先生)
②太陽熱を暮らしに生かそう!(足利工業大学 中條先生)
③自然エネルギーによる町づくりワークショップ
19:00 夕食 ★スターウォッチング、お散歩など
21:00 交流会~就寝(部屋は男女別の相部屋となります)
10/20(日)
06:30 バードウォッチング(早起きの希望者のみ?)
07:30 朝食(里山の地産地消の食材を味わいます)
08:30 やわらかエネルギー学校 授業 2日目
④市民発電所をつくろう!(PVネットワーク 加藤理事)
10:00 授業終了後 小水力発電フィールドトリップなど星ふる学校の周辺を散策
12:00 解散
*時間割*
MC(マスターオブセレモニー) 高橋真樹教頭
フリーノンフィクションライター。日本各地で自然エネルギーをてがけるプロジェクトを取材した『自然エネルギー革命をはじめよう 地域でつくるみんなの電力』(大月書店)。現在も全国をめぐって地域エネルギーの取り組みを伝えている
1時間目 『自然エネルギー社会をつくろう!』 馬上丈司先生
千葉エコ・エネルギー代表取締役、千葉大学講師、地方自治体における自然エネルギーの究によって日本初の博士学位を授与される
2時間目『太陽熱を暮らしに生かそう!』 中條祐一先生
足利工業大学教授。日本のソーラークッカー第一人者、週末はボランティアで各地の環境イベントに精力的に参加し、クッカーの普及啓発に尽力
4時間目『市民発電所をつくろう!』 加藤聡先生
エコロジーオンライン理事、PVネットワーク理事。3.11以降全国で広がりつつある市民共同発電所の各種サポートを行い、その普及拡大を後押しをしている
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