10月8日、田中正造没後100年を踏まえてエコロジーオンラインが企画した「森と水千年プロジェクト」の取り組みについて下野新聞にご紹介をいただきました。
足尾銅山鉱毒被害に際して「治山治水」を唱えた田中正造。彼の没後100年を考えるにあたっては森づくりは欠かせません。そうして考えてみると、田中正造が活躍した100年前にくらべ、森と人とのバランスはよりひどい状態になっているのではないだろうか。そんな問いからこの活動がスタートしました。
森を失った文明は崩壊するとも言われます。日本がそんな状態にならないように、専門家にまかせるだけでなく、もう一度、市民の私たちが森と人間との関係を考え直そう。そんな思いで続けて来ましたが、千年と銘打った長きにわたるプロジェクトがそう簡単に進むわけでもありません。この記事にご紹介いただいたのはまだまだ始まったばかりの活動。ある種、種まきに過ぎません。田中正造没後100年の年に蒔かれた種が人の手から手へ渡り、大きな森に成長する。そんな夢を胸にこれからも歩んでいきたいと思っています。
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