21日(日)、米ニューヨーク市の市街地に10万を超える人々が集まり、“ピープルズ・クライメート・マーチ”という行進イベントが行われた。行進の目的は23日(火)に行われる国連気候変動サミットに集まる世界の首脳たちに気候変動の止めるアクションを促すことだ。
このイベントの中心となったのは1989年に『自然の終焉』を著して気候変動の脅威を世界に訴えたビル・マッキベン氏。彼が創立した 350.orgという非営利団体を中心に1,500の団体が集結した。この行進に関連して我が国も含めて世界150カ国で2,700もの気候変動関連のイベントが実施されている。
世界各地から集まった人のなかには、パン・ギムン国連事務総長、アル・ゴア前米副大統領、レオナルド・ディカプリオなどの著名人の姿もあった。
イベント主催者によれば、31万人~40万人が参加しただろうという予測もあり、これまでの気候変動をテーマにする行進では最高の人出となった。
Climate Action Network International(写真)
文/EOL編集部