家庭の省エネから日本を変えよう!福島で省エネミーティング開催

東日本大震災後、エコロジーオンラインのインタビューにご登場いただいた野池政宏氏が、東日本大震災と福島第一原発事故後に立ち上げた一般社団法人が、Forward to 1985 energy lifeだ。震災後3年半が経過した現在も、私たちの暮らしをとりまくエネルギーのあり方を見直すことで、脱原発依存を模索する活動を続けている。

 

11月13日、同団体が、2011年名古屋、2012年さいたま、2013年神戸と、3回にわたって開催してきた全国省エネミーティングが、福島県福島市で開催されることになった。未来のエネルギー問題を語る上で世界でも重要な役割を負うこととなった福島での初開催となる。

 

現福島市長・小林香氏の講演では、福島の現状とこれからを、後半のパネルディスカッションでは、エコロジーオンライン理事長、上岡裕も登壇し、エネルギー問題と地域活性化を考える。

 

講演後、特別企画として土湯温泉に宿泊。翌日には、東日本大震災で施設の破壊と風評被害で大きな被害を受けた土湯温泉の未来を再生可能エネルギーに託す決断をした土湯温泉エナジー(株)代表取締役社長加藤勝一氏の講演を予定。温泉バイナリ―発電や小水力発電をスタートさせるに至った立役者のお話と、そのエネルギー施設の見学を実施する。

 

暮らしにかかるエネルギーのムダをどのように省き、地域に再生可能エネルギー施設を増やしていけるか。福島から新しい風が吹くことを期待したい。

 

文 / EOL編集部

 

 

 

1985_A4両面141001.pdf
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