10月6日~17日、国連の生物多様性条約第12回締約国会議(COP12)が韓国・平昌(ピョンチャン)で開催されている。 今回の会議の目的は、名古屋で開催されたCOP10で採択された「愛知目標」の達成の可能性について協議し、約束の期限となる20年までに加速すべき施策をとりまとめること。
この会議で発表されて話題となっているのが海洋の酸性化に関する最新のレポートだ。国連環境計画(UNEP)と生物多様性条約(CBD)が共同で発表した。
海洋は現在、大気中のCO2の濃度の高まりという脅威にさらされ、この200年の間に海洋の酸性化は26%も進んだ。その結果、海洋の生態系が大きな影響を受け、海の健康が害され、その恵みを受ける人々に大きな被害を与える。
海洋の酸性化が進むことは、貝類や甲殻類、サンゴなど、炭酸カルシウムによってカラダをつくる生命にとって大きな危機となる。現代文明によって排出される二酸化炭素の1/4以上が海によって吸収されていると言われ、このままの状態が今世紀末まで続くと、サンゴ礁によって暮らしを成り立たせる地域に年間100兆円の被害が出ると指摘している。
私たちのライフスタイルを見直し、二酸化炭素の排出を抑制することでしか、海洋の酸性化をとめることはできない。世界各国の取り組みの強化が望まれる。
An Updated Synthesis of the Impacts of Ocean Acidification on Marine Biodiversity
文 / EOL編集部
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ubaTaeCJ (火曜日, 11 6月 2024 13:14)
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ubaTaeCJ (火曜日, 11 6月 2024 13:15)
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ubaTaeCJ (水曜日, 12 6月 2024 04:32)
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lxbfYeaa (水曜日, 12 6月 2024 22:08)
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lxbfYeaa (木曜日, 13 6月 2024 13:51)
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