イスラエル生まれ “ソーラーの木”がおもしろい!

 

日本全国にソーラー発電所が多くなり、平面的におかれるソーラーパネルのビジュアルにもちょっと飽きて来た。そんな時に届いたニュースがこれ。北イスラエルにソーラーの木ができたのだ。


この木を植えたのはイスラエルで活動するという自然エネルギー企業のソーラーギビング。この「eTreeと呼ばれるソーラーの木、イスラエルだけでなく中国でも設置が進んでいる。


一般的な木の場合、公園で木陰を提供し、光合成を通して酸素を生み、花を咲かせたりする。ソーラーの木には花は咲かない。その代わりに葉となるスケルトンのソーラーパネルの電気で無料のWifiが提供され、携帯やスマホの電気を供給し、夜にはLEDの明かりがともされる。それだけではない。幹の部分におさめられたウォーターサーバーから冷やされた水が飲め、ペット向けの水場も用意されている。


防災、減災のためだけでなく、環境教育にもつながりそうなeTree。日本での公園デビューもそう遠くなさそう。


<参照リンク>

THE ETREE

文 / 編集部

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