ソーラークッカーが料理に大活躍! 2冊の再エネ絵本を記念したパーティを開催しました。

 7月31日、日中は猛暑、夜はブルーンムーンが輝くなか、栃木県足利市大月町のレストランル・クールにて、エコロジーオンライン上岡理事長原作の絵本「ヤマネのナノのぼうけん」と足利工業大学牛山学長が監修した「風くんと電気ちゃんのだいぼうけん」の2冊の再生可能エネルギーをテーマとした絵本の出版記念パーティが開催された。  

 佐野、足利、桐生、そして東京、大阪、岡山と全国の仲間が20名ほど集まり、上岡理事長、牛山学長のお話とともに、ル・クールの自然な料理で楽しいひと時を過ごした。なかでも話題になったのがソーラークッカーのコラボで生まれたシチューとケーキ。足利生まれのソーラーレシピだ。

 

 ル・クールがこだわるオリーブリーフティで迎えられて始まったパーティ。上岡理事長の絵本の紹介と「地球温暖化とNPO法人の15年」のミニ講演、オーナーの武井氏によるル・クールの紹介と食についてのお話につづき、牛山学長からは「再生可能エネルギーの今と未来」についてお話をいただいた。専門家ではない参加者たちも、知ってそうで知らない風力発電の話に、真剣に耳を傾けていた。


 このパーティに向けてル・クールとのソーラークッカーによるコラボもしかけてきた。その甲斐があり、数日前の雨、曇がうそのように晴れ、パラボラ型ソーラークッカー「かるぴか」で作った赤味噌を活用したシチューと、足利工業大学設計のパネル型ソーラークッカーで調理をしたオリーブの葉とホットケーキミックスのパウンドケーキが完成し、それを含む多くの料理がさらにパーティを賑やかに飾ってくれた。

 

 今回、新たな出会いだけや連携への進展が図られたのはもちろんのこと、数十年来の再開が実現するなど、人と人とのつながりも結ばれたものとなった。

 

 このパーティの運営を通して、地球環境保護を実践しつつ、食、健康についても考える持続可能な生活、社会づくりに関わっていきたいと深く感じるようになった。

 

                               文/事務局 大和田正勝

                              写真/小林 伸司

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