ソーラー起業家を輩出!3月6日【グリーンパワー全国サミット 2016 in 和歌山】が開催されます。

固定価格買取制度によって全国津々浦々にメガソーラーが開発されるようになった。それだけ太陽光発電が私たちの身近なものになったと言えるだろう。

だが、身近になった太陽光発電に対して、誰が出資し、誰が運営を担っているかを知る人はあまりいない。実際には地域に生まれた再生可能エネルギー施設の多くが外部の資金によって運営されているのが現状だ。その地に降りそそいだ太陽の恵みから生まれた収益が地域の外に出ていく。それを少しでもとどめることで地域にお金は回り始める。

これまで、再生可能エネルギーの可能性を信じ、「志」で走ってきた市民は多い。だが「志」だけではビジネスは回らない。その結果、資金が地域の外に流出してきた。そんな地域の現状を変えるべく市民と金融機関をつなぐまちエネ大学が実施されてきた。そこから新しい再生可能エネルギー事業を担う地域の起業家が誕生している。

今回の【グリーンパワー全国サミット 2016 in 和歌山】では、県内の再生可能エネルギー事業者とまちエネ大学の卒業生が集まり、全国の再エネ先進・最新事例をシェアし、「再生可能エネルギーによる地域活性化」をテーマにワークショップを実施する。こうした機会を通して少しでも地域に志×ビジネスの環が広がることを期待したい。

<参照リンク>
【グリーンパワー全国サミット 2016 in 和歌山】 ~グリーンパワーの新たな“発信地”和歌山で、 志×ビジネスによる地域の活性化を考える~

文 / ソーシャルエコロジー研究所

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