イタリアでスーパーマーケットで廃棄される食品をチャリティに寄付することを奨励する法律が誕生する。
これは2月にフランスが決定したスーパーマーケットに売れ残りの食品を廃棄したり、腐敗させたりすることを禁じた法律に次いでEU2例目となる。
イタリアの法案は、自国のフードロス問題を解決するため、食品を寄付することにインセンティブをつけるもの。食品を寄付にまわす企業にはゴミに対する税金を減免し、あわせて食品の安全に対する規制をゆるめ、賞味期限を過ぎても寄付できるようにした。
フランス、イタリア以外でも、こうした流れが生まれているEU。食品を捨てるなら、貧しい人たちに寄付しようというソーシャルグッドな活動が活発になっている。
<参照リンク>
Italy changes law to make all supermarkets give unsold food to needy
翻訳・文 / ソーシャルエコロジー研究所
www.eco-online.org Blog Feed
食品廃棄物をアプリで減らせ! 世界各国の取り組み (水, 08 2月 2017)>> 続きを読む
貧困家庭への寄付で食品を廃棄から救い出せ! イタリアの取り組み (Wed, 16 Mar 2016)
>> 続きを読む
コメントをお書きください
遠藤昌男 (Friday, 18 March 2016 08:55)
食料資源や水資源を無駄にしないためにも、日本も食品ロス削減に本格的に取り組むべき時期に来ています。