“私たちの地球は化石燃料を地中に眠らせておく以外に救いようがない!”
昨年末、先進国と途上国の双方が合意したパリ協定は、気温上昇を2℃未満に抑えることで、地球温暖化による被害を最低限にとどめようとするものだ。
4月22日のアースデイに、世界の首脳たちがその調印のため、ニューヨークの国連総会に集まった。そこに参加したレオナルド・ディカプリオ氏が、5分のスピーチを行った。冒頭にご紹介したのはそのなかの一言。さらに彼はこう続ける。
“私たちは21年におよぶ議論と会議を体験した。もうこれ以上の議論や言い訳、10年にわたる研究、私たちの未来に大きな影響を与える科学や政策に対する化石燃料産業による操作や支配は必要ないと宣言しよう!世界はあなたたちを見ている。未来世代から称賛を得るか、罵倒されるか、さあ、どちらを選ぶのか?”
今年の夏はかつてない暑い夏だという。インドで進行中の熱波による被害と同様のことが他の地域でも起きることも否定できない。ディカプリオ氏の言葉通り、脱化石燃料は待ったなしだ。
<参照リンク>
Leonardo DiCaprio Makes Climate Change Speech at UN: "No More Talk, No more Excuses"
翻訳・文 / ソーシャルエコロジー研究所
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