<芦野正憲様の投稿より>
こちらも以前から地域のオレンジカフェ(認知症カフェ)や高齢者の集まりでレコード(LP,EP)により音楽を流すことがあります。
参加者が昔聞いていた音楽から思い出話や当時の話題で、場が盛り上がることもあります。また、レコードという、今の家庭では見かけることが少ないツールを改めて目にしてもらうことも懐かしさを感じると同時に若い介護職などの世代は新鮮に感じ、そこから交流が進むこともあります。
共通の話題がみつからず話が続かないことも多い認知症の方や高齢者の方でも、音楽や当時の思い出などで交流することができています。
音楽の好みは人それぞれなので、様々なジャンルを用意しないと難しい課題もありますが、音楽という耳からの情報は癒しや治癒の力の一つになっていると感じています。