1月9日、10日里山再生in多田町
本格的に坂田 マサコ先生の里山再生プロジェクトが始まりました。
今回取り組んだのは、沢を車や人が横切るための洗い越しの修復作業でした。
以前作られたものは、かなり石が沈み、上流の沢の水がきちんと濾過されずに池のように泥が溜まっている状態でした。
まず初めに、上流に溜まっている石を取り出し、泥を掬って堆肥を作る場に運びました。
不自然な水溜まりからは悪臭まで…。
大変な作業でしたが、坂田さんの無理させないやさしさに心地よさを感じました。ドラム缶の焚き火も暖かく、見ているだけでも癒されました。
さらにスタッフの作ってくれた温かい味噌汁は心と身体に沁みました。
その後、洗い越しの沈んだ石を外してグリ石を敷き直し、その上にワラを敷き、一番上のワラの上に大きめの石をはめていく。石と石の接点が2 、3 、5点以上になるようにキメていく。
この石選びがとても難しくて、皆さんパズルのように悩みながら黙々と作業をします。
下に隙間があったらグリ石を石頭で叩いて詰めていくとびくともしなくなる。
敷き詰めたら隙間に間詰め石を入れ、落ち葉を詰めて「敷石の洗い越し」の完成。
見事な美しい石のパズルが出来上がりました。
ご参加いただいた皆さま、大変お疲れ様でした!
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