1月20日、21日里山再生in多田町
ほぼ10日ぶりに坂田 マサコ先生の里山再生プロジェクトが始まりました。
今回は、落ち葉が腐り、腐敗臭を放っていたしがらの修復から。
作った当時、坂田先生の指導が行き届かなかったのか、しっかりと枝が組めておらず、ただ雑に木の棒が刺してある状況だったため、腐敗した泥を除去、深々と刺さった木の棒を抜いてから再度しがらを組み始めました。
雨の流入を落ち葉で抑え、微生物が繫殖しやすい場所にすることを念頭に置いて木の枝でしがらを組んでいく参加者の皆さん。
「うまくできたしがらは豊かな餌場となってイノシシが荒らしてしまう。でもそれが自然から認められた証拠」。
と語る坂田先生。
寒い中で冷たい水中で枝を組み、落ち葉を詰めてゆく皆さんの手にも力が入ります。
「組んだ枝同士を引っ張ってテンションがかかっていれば良い。ただ置いただけではだめ」。
そうして組んだしがらはなんと枝と落ち葉で出来ているにもかかわらず、上に人間が乗っても壊れないんだとか。
後半になると皆さんしがらを組むことにすっかり夢中になり、お昼休みも忘れて作業を続行しようとする人も。
皆さんほぼ初めての体験に大変刺激を受けていたようでした。
ご参加いただいた皆さま、そして坂田先生、大変お疲れ様でした!
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