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【里山スクール講座①レポート】1月25日~28日 丸岳コモン再生プロジェクト with けんちくや代表 山井忍氏

1/18〜21山井さんレポート

1月18日から21日の4日間、佐野市多田町で山井忍氏のワークショップを行いました。

簡易丸太小屋作りの再開です。昨年作った下屋より一回り小さい物を作ります。

 

大工さん的に言うと、前回の下屋の見付(みつけ)のポイントは、線(ライン)がきれいなこと。だそうです。前と後ろで太さの違う長い木をアーチ状に組んでバランスをとった。建物にはセンスが必要とのこと。

※大工さん用語は使いこなすのがなかなか難しく、山井さんに何度も聞き直して書きましたが、不自然でしたらごめんなさい。

 

12月中に屋根材は竹で作っていますので、今日は山から切ってきた杉の木の皮剥きから。

切ってすぐなら剥きやすいそうですが、乾いた木はかなり力が必要でした。

機械ではなく人の手でやる事は大変で時間もかかるけど、人によって木の表情も変わるから面白いですよ。と山井さん。

 

3日目は、樹齢800年、丸岳神社の御神木であるケヤキの太い枝の部分を製材する貴重な機会に恵まれました!

 

とにかく年輪の細かさと圧縮感に圧倒されました。あまりの木の硬さに途中で製材機の刃が折れるというハプニングも。

厚みのある一枚板は、素晴らしいテーブルになりそうです。

巨木を回転させるクレーンと人とのコラボも見事でした👏

 

小屋作りだけに留まらない里山の様々な作業は普段出会えない貴重な体験です。

ご興味のある方はぜひ遊びにいらしてください。

 

次の里山スクールの予定です。

 

・2/7〜10   山井 忍氏のワークショップ

・2/11  上岡陽江氏の当事者研究「地域の魅力❣️」

 

 

※令和6年度農山漁村振興交付金の支援を得て活動しています。エコロジーオンラインは奥佐野農泊推進協議会を応援しています。

 

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