<バイオガス×SDGs>牛のうんちがマダガスカルを救う! 温暖化を防止し、森林を守り、子どもの命を守るバイオガス装備の設置活動にご協力ください!(2022/12/31 クラファン受付終了)
クラウドファンディング支援のお願い
エコロジーオンラインではこのたび、7年にわたって支援を続けるマダガスカルにおいて、新たなるバイオガスプラントを設置するためのクラウドファンディングを始めることにいたしました。
当団体では現地に設立したNGOのマダガスカル・みらいとともにマダガスカル国内に3基のバイオガス装備を支援。住民のみなさんに好評を得てきました。
そのような中、現地の自然環境や生活の現状を目の当たりし、バイオガスの可能性を高く評価したJICA海外協力隊の中田里穂さんから熱いラブコールをいただいたところから、新たなるバイオガス装備の設置に向けた活動が始まり、このクラウドファンディングの物語がスタートします。
現地に赴任する現役の協力隊員が中心になり、民間の皆さまのご協力でつくりあげる全く新しい支援モデルです。
何卒、ご協力よろしくお願いします。
本プロジェクトは無事にセカンドゴールの100万円を達成し、3基のバイオガス施設の設置を実施できることになりました。ご支援ありがとうございました。2023年も引き続き、ブログにて進捗をご報告していきます。
支援メニュー一覧
クラウドファンディングの現状
愛するマダガスカルにバイオガスで貢献したい!
皆さん、こんにちは。
私は現在、地元静岡県富士市役所を休職し、JICA海外協力隊としてマダガスカルで活動している中田里穂と申します。
今月9月で、任期2年間のうち、1年が経ちました。
私の職種は、「コミュニティ開発」という、数ある協力隊の職種の中でも、特に汎用性が高く柔軟性が試される、“なんでも屋さん”であり、マダガスカルの第三の都市、“Antsirabe(アンチラベ)”の広大な農村地帯(※)を舞台に、より豊かな生活の実現に向け、日々活動しています。
(※縦80㎞×横60㎞程、20の市と204の村)
突然ですが、皆さん、マダガスカルと聞いて何を思い浮かべますか?
アニメ映画、ワオキツネザル、バオバブの木・・・
生物多様性が具現化された、どこか神秘的な未開の地をイメージされましたでしょうか?
マダガスカルは、アフリカ大陸の南東にある、世界で4番目に大きい島(日本の1.6倍)で、島に生息する動植物の約8割が固有種であり、自然保護区も多数存在するなどと、ガイドブック等にも記されております。
私も、渡航前は漠然と、固有種や緑あふれる、自然豊かな楽園をイメージしておりました。
さて、実際はどうでしょうか?
まさに、そのイメージ通りなのでしょうか…?!
赤く茶色い大地が意味するもの
私が、最初にマダガスカルの大地を目にしたのは、遥か上空、飛行機の窓辺からでした。
日本から22時間程のフライトを経て、雲の切れ間から大地が顔を覗かせた瞬間、
“何と広大な、赤く茶色い大地が広がっているのだろう!”と驚嘆したのを、今でも鮮明に覚えています。
地表に近づくにつれ、さらにその様子は顕著になり、大地の多くが削られ、地肌がむき出しになっている状態でした。
そして、その印象は、マダガスカルで暮らしていくにつれ、更に強まっていきました。
目に映る、周囲の農村の山々には、ほとんど木がありません。
マダガスカルから森が失われていく!
調べてみますと、マダガスカルでの森林減少は、この約60年間で森林の44%が喪失され、2017年には、1年間で千葉県の面積に相当する51万ヘクタールの森林が消失し、現在は更に、7%ほどまで減少しているとのことです。(世界自然保護基金(WWF)、国際協力NGO AMDA社会開発機構のデータより)
マダガスカルにおける森林減少は、「焼畑農業」、「木材用伐採」、及び「調理用の薪・木炭生産のための森林伐採」といった、主に3つの活動が原因として挙げられます。
現在、そのような活動により、国内の木々が大量伐採・消費され、その影響は、「CO2排出量増加による気候変動」、「マダガスカル固有の生物多様性の喪失」、「土壌劣化や土壌流出による耕作地の減少」など、多岐に及んでいます。
そして悲しいことに、生活のためそれらを引き起こす活動を行い、かつ最も影響を受けているのが、国民の約8割を占める貧困層(※)の農民となってしまっています。
(※マダガスカルの貧困率:2012年77.8%(農村部82.2%、都市部54.2%)(2019年JICA国別分析より))
なお、これら農民の方々の殆どが、道路や電気(※)、ガス等のインフラ未整備の土地で暮らしており、調理の際はカマドを使用して煮炊きするため、特に、“調理用の薪・木炭生産のための森林伐採”は、顕著となっているようです。
(※マダガスカルの電化率:平均15%、農村8%(2019年9月JICA資料,challenergy.サイトデータより))
薪や木炭が、森を破壊し、子どもたちの命を奪っている。
そして、私の任地である、アンチラベの多くの各農村家庭でも、炊飯時等に、薪や木炭を多用しており、その調達や炊飯準備にも多くの時間と労力を費やしていると共に、木炭から発生する一酸化炭素等による、子どもの炊事時死亡数(2013年で年間16,700人程)が多い事も、現地メディアで報告されています。
また、薪や木炭は高価であり、収入が少ない家計(※)の大きな負担や切実な問題となっているようです。
(※マダガスカルの年平均収入:400$/54,000円(World date.infoより)、農家の平均収入10万Ariary/3,000円程(聞き取り調査))
独自に聞き取りを行ったところ、具体的な数値例として、牛4頭を所有する6人家族の農家では、1ヶ月で木炭2袋・(1袋約30kg)、3万2千Ariary(約1,000円)を消費していました。
また、牛5頭を所有する3人家族の農家では、1ヶ月で薪200kg、8万Ariary(約2,400円)、9人家族の農家では、1ヶ月で薪を牛車2台分(1台400kg、年間約10t)も消費していることが判明し、非常に驚きました。
また、多くの農家が畜産業も営み、牛や豚などの家畜を保有(※)していると共に、その排泄物で、かなり不衛生な住環境となっている状況も、多く見受けられます。
(※アンチラベⅡ郡にある204の農村のうち、15の農村約70名に調査したところ、牛と豚の平均飼育頭数は各3頭)
牛のうんちが地域を変える!?
そのような現状を目の当たりにしながら、ご縁をいただいたのが、人々や環境のために働く、NPOエコロジーオンラインの上岡さんやNGOマダガスカル・みらいの浅川さんを始めとする、日本国内外の多くの関係者がご尽力されてきた、マダガスカルを始めとする、途上国の「バイオガス」事業でした。
バイオガスとは、簡単に言うと、牛や豚などの糞尿から発生させたガスです。
具体的には、微生物の力で発酵させてできた、無臭・無害・無爆発の安全なメタンガスであり、調理用ガスや電気として使用でき、生成過程でできた廃液も、良質な肥料として使える、画期的なものです。
私は、バイオガスについて素人ながら、このマダガスカルの人々や地域・国・世界をよりよくするための一端の活動として、バイオガス普及促進は、効果的かつ大きな可能性を秘めたものだと感じています。任地に配属して、2ヵ月後あたりから、様々な農村の方々に、独自アンケート調査もスタートさせました。
現在、マダガスカル国内のバイオガス装置は、浅川さん等が2018年に設置された、首都Antananarivo(アンタナナリボ)とSoavinandriana(ソアビナンジーニャ)の農家に設置した2基(風船型)の他、同年頃に北部でEUが設置した120基(地下型)、2014年にアンチラベに設置された7基(地下型)などが知られています。
アンチラベの農村の方々のバイオガスの認知度は、2022年9月現在、対象者170名中、「知らない」と答えた方が約70%、「知っている」と「少し知っている」が約30%となっており、わずかでも知っている方が半数弱であるのも驚く半面、まだまだ、知らない方が多いのが実情です。
そして、肝心なバイオガスに対する興味関心度合いは、「とても興味ある」・「興味ある」が併せて100%であり、その数値や、ノウハウを教えてほしいという農民の方々等の度重なる熱心な反応からも、バイオガスに対する需要や興味関心は非常に高く、普及促進のやりがいや必要性を実感しています。
また、私の配属先やアンチラベの公的機関の方々においても、農村の生活改善の観点からも、バイオガスの需要や注目度は高く、バイオガス普及促進活動において、大いに歓迎し、協力をするとの反応や見解を示してくださっています。
さて、ここまで、マダガスカルや任地アンチラベにおける現状と、バイオガスについての簡単な説明等をさせていただきましが、改めて、バイオガス普及促進における主な背景・現状を、以下にまとめます。
①薪や木炭の大量消費により、国や地域周辺の木々が伐採され、森林破壊が進んでいる
②薪や木炭の価格が高く、農民の家計を圧迫している
③農村では、家畜の糞尿により、不衛生な住環境である
④薪や木炭を使用するにあたり、その調達や炊飯時における時間・労力が多くかかっている
⑤木炭から発生する一酸化炭素等による、子どもの炊事時死亡数が多い
バイオガスが貢献するSDGs 複数課題を同時解決!
上記、5つの背景・現状を踏まえ、アンチラベでのバイオガスを普及促進させる本プロジェクトは、アンチラベの農村での、「環境保護(森林保護、土壌流出改善)」、「生活改善(家計改善、衛生改善、炊飯時の効率化)」の二つを、主な目的・柱として位置づけ、進めていきたいと考えています。
また、本プロジェクトは、国やアンチラベの農村での環境保護や生活改善の他、同時に、子どもの炊飯時の一酸化炭素中毒死の削減、農業振興(農地改良)、電化率の向上等にも対応可能で有効となります。
また、国連で現在実施している、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標と照らし合わせますと、
2:飢餓をゼロに(バイオガス廃液からによる作物生産)
3:全ての人に健康と幸福を(煙・粒子状物質の低減、室内空気質の改善)
4:質の高い教育をみんなに(照明を使って学習できる)
5:ジェンダー平等を実現しよう(女性の追加収入源を得る時間の確保)
6:安全な水とトイレを世界に(生成される肥料の使用は、淡水及び地下水の汚染を防ぐ)
7:エネルギーをみんなに、そしてクリーンに(クリーンエネルギー(調理、照明))
8:働きがいも経済成長も(設置と維持管理により雇用創出。農家の収入を増加させる)
13:気候変動に具体的な対策を(温室効果ガスの排出と大気汚染を削減する)
15:陸の豊かさを守ろう(調理用の薪や炭を置き換えられ、森林破壊を減らす)
17:パートナーシップで目標を達成しよう(様々な組織間の協働を強化)
の10個の目標の対象となります。
さて、最後に、具体的な本プロジェクト内容ですが、このクラウドファンディングにて、実施したいことは主に2つになります。一つ目は、アンチラベの農村に、新たに2基のバイオガス装置の設置を考えております。そして、二つ目に、持続可能なバイオガス普及促進のための“人づくり”として、農民や配属先職員対象の研修(設置や維持管理)の実施や、そのマニュアル作りを計画しております。
最初のゴールは70万円!
・バイオガス装置の設置(目標2基)
・人材育成(研修実施とマニュアル作り)
*12月末を最初のゴールとし、その時点で集まった資金をベースに活動計画を見直し、情報公開をしながら目標の達成を目指します。
おわりに
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
コロナの情勢下、全世界のJICA海外協力隊員の一斉帰国後、多くの方々のご尽力のおかげで、昨年あたりからようやく、協力隊の派遣が再開されました。
私は、マダガスカル隊員の中で、派遣再開後の初隊次となります。
私の協力隊参加の目的の一つは、途上国の方々のお役に僅かでも立ちたいという気持ちは勿論のこと、帰国後の社会還元のためにも、“フロンティア力(共創力・突破力・変革力)を高めることにあります。
マダガスカルで暮らし始めて1年、そんな目的意識も片隅に持ちつつ、多くの方々に助けていただきながら、日々、学びや成長をさせていただいています。
何より、一番感銘を受けていることは、マダガスカルの人々の温和な人柄と、空が高く青いことです。
マダガスカルは、世界でも最貧国の一つであり、環境破壊も進んでしまっておりますが、日常には、人を思いやる優しい笑顔やエネルギーにあふれ、広大な大地と大空には、美しく貴重な自然や資源も、まだ残されています。
同じ地球上で起こっていることは、全て繋がっており、プラス・マイナスいずれの影響も、日本の方々にとっても必ず関係し、作用してきます。
皆さんのほんの少しのあたたかなお気持ちが、人々や地球の今と未来をより輝かせる大きなエネルギーとなります。
マダガスカルの現状を知っていただき、僅かでも、ご支援・ご協力いただけましたら、嬉しく幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
支援メニュー
2023年
3月
20日
月
【牛のうんちがマダガスカルを救う!】バイオガスの設置が順調に進んでいます。
2月23日からスタートした、クラウドファンディングによるバイオガス2基の設置工事が、着々と進んでいます!
(写真は3月15日現在。残り1基は、準備が整い次第の着工)
そのうちの1基(農業普及員さん宅)は、掘った穴の中に、レンガでドームを作り始めており、徐々に、形ができ始めています。
その速さや手際に仰天!
ご家族や関係者皆で、力を合わせ、一丸となって作業を進めています。
農業普及員さん宅のバイオガス基は、今週日曜には、地下ドームも完成し、工事が完了するとのことです。
完成が楽しみです!
レポート:中田里穂
活動報告
2023年
8月
27日
日
【牛のうんちがマダガスカルを救う!】クラファンで集まった資金を活用して3基のバイオガス設備が完成しました。
8/24に、無事、多くの皆さまからご支援いただいた、クラウドファンディングによる、バイオガス3基の合同完成式が、大統領プロジェクト地で行われました!
市長や県の農業畜産局長も駆けつけてくださり、総勢55名の方々にご参加いただきました。
2023年
8月
04日
金
マダガスカル大統領のプロジェクトと連携するバイオガス施設を着工!
8/1、遂に、クラウドファンディングによる最後のバイオガス施設(3基目)が、着工されました!
設置場所は、政府プロジェクト地で、県の農業畜産局の方々も喜んでくださっています。
なお、地下水が豊富なこの地に設置するのは、初の"地上ドーム型"。
修道院に設置したクラファン2号基も無事点火し、残す最後の1基を、チーム一丸となって進めていきます!
そして、8月24日には、ここ政府プロジェクト地にて、クラファン3基の合同完成式典も、実施決定。
皆さまからいただいた資金やあたたかなお心を、一歩ずつ、カタチにしていきます^^
レポート / 中田里穂
2023年
4月
10日
月
マダガスカルに4基目のバイオガス施設が完成!
2/23の着工から約1ヶ月半、遂に、多くの方々からご支援いただいた、クラウドファンディングでのバイオガス基の一つに、無事、火が灯りました!
今回、最初に設置が完了し、火が灯ったのは、農業普及員のニーリさん宅。
地域のリーダー的な存在のニーリさんが、周囲の方々にその良さや意義を広め、更なる普及の足がかりになる、大きな一歩となりました。
残り2基も、完成に向け、順次進めていきます!
まずは、一基目が完成し、無事点火できましたこと、応援や携わってくださった皆さまに、心より、感謝いたします。
レポート / 中田里穂
2023年
3月
20日
月
【牛のうんちがマダガスカルを救う!】バイオガスの設置が順調に進んでいます。
2月23日からスタートした、クラウドファンディングによるバイオガス2基の設置工事が、着々と進んでいます!
(写真は3月15日現在。残り1基は、準備が整い次第の着工)
そのうちの1基(農業普及員さん宅)は、掘った穴の中に、レンガでドームを作り始めており、徐々に、形ができ始めています。
その速さや手際に仰天!
ご家族や関係者皆で、力を合わせ、一丸となって作業を進めています。
農業普及員さん宅のバイオガス基は、今週日曜には、地下ドームも完成し、工事が完了するとのことです。
完成が楽しみです!
レポート:中田里穂
2023年
1月
01日
日
クラウドファンディングが無事に終了しました。
本プロジェクトは無事にセカンドゴールの100万円を達成し、3基のバイオガス施設の設置を実施できることになりました。ご支援ありがとうございました。2023年も引き続き、グログにで進捗をご報告していきます。
2022年
12月
04日
日
バイオガス設備の設置に向けた意見交換が始まりました。
ちょっとしたご報告です。
2日の金曜日は、今年最後の、配属先DRAEの農業普及員(CDR)会議でした。
そこでは、バイオガス設置をどこの村にするかの議題が自然と上がり、我こそはと手をあげ、話し合いがなされていました。
皆さん、とても積極的で、改めて、その需要や注目の高さを実感しました。
報告 / 中田里穂@アンチラベ
2022年
11月
01日
火
<牛のうんちがマダガスカルを救う!>アンチラベ中田里穂さんとつなぐ現地生トーク アーカイブ動画配信中
こちらでお伝えしていた中田里穂さんを招いたトークイベントのアーカイブ動画をYouTubeにて配信しています。
配信の振り返りがしたい方、また当日諸事情で見逃してしまった方もぜひ、ご視聴ください!
アンチラベ中田里穂さんとつなぐ現地生トーク 2022/10/29
2022年
10月
23日
日
10月28日『ウンチク/うんこが地球を救う』が公開されます!
エコロジーオンラインがマダガスカル支援を始めて今年で7年になります。
元々は薪や炭に使われる木材の量を減らすため、効率的な燃焼を可能にするロケットクッキングストーブの普及を目的に調査を始めたのがきっかけでした。
マダガスカルは元々8割が森に覆われていた国でした。しかし、この60年間で森林が44%も喪失し、今では森林面積が国土の7%に減少したと言われています。その大きな理由の一つが家庭の調理のエネルギーに薪や炭などの森林資源が使われるということにあります。
エコロジーオンラインがそんな目的をもってマダガスカルに旅立とうとしていると、北海道からある情報がもたらされました。マダガスカルからの留学生でうんちをエネルギーに変える研究をしている人がいるというのです。そんな人がいるんなら会ってみようと北海道にまで足を伸ばすことになります。それがマダガスカル人の留学生フェトラさんとの最初の出会いでした。
2022年
10月
16日
日
<牛のうんちがマダガスカルを救う!>アンチラベ中田里穂さんとつなぐ現地生トーク
9月20日にスタートしたクラウドファンディング「牛のうんちがマダガスカルを救う!」の支援者が100名を超え、80万円に達しました。
ご支援をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
クラウドファンディング期間はまだ2カ月を残しておりますが、これまでの報告を兼ねてアンチラベにいるJICA海外協力隊の中田里穂さんとつないでトークイベントを実施することにいたしました。
日時:10月29日(土)15時~16時予定
*現地のインターネットの状況によって延長する可能性もございます
参加方法:登録フォームにお名前、メールをご登録いただきますと、当日の参加方法をお知らせするメールが届きます。迷惑メールフォルダなどを探してもメールが届かない場合は再度ご登録ください。(それでも難しい場合はinfo@eco-online.orgまでお知らせください)
・ZOOM(こちらか、下の登録フォームボタンからご登録をお願いします。)
・YouTube(先着100名を超えた場合はYouTubeで同時中継いたします)
当日はエコロジーオンライン理事長の上岡裕が司会進行役を務め、マダガスカルの人々の暮らし、中田さんの現地での活動、バイオガス設備の説明、今後の予定などをお聞きしていきます。あらかじめ皆様からのご質問もフォームから受け付けております。当日の番組中もチャットでご質問をいただければお答えをする予定です。
クラウドファンディングを支援していただいた方以外の方のご参加も歓迎します。
登録フォームから参加のお申し込みをお願いします。
たくさんの皆さまのご参加をお待ちしております。
エコロジーオンライン事務局
2022年
10月
07日
金
<応援コメント> ”ウンチが地球を救う” は、世界に誇る日本の技術です。
何を隠そう、実は私も「ウンチが地球を救う!」派なのです。
私は土壌微生物が専門のため、自然界の様々な廃棄物でオーガニック有機肥料の製造に関わっております。
都市の下水汚泥の、ベルリン市では下水処理水の資源化にも関りました。
自然界の原料と超高熱細菌を用いて、高機能で安全、農薬の分解機能も持つオーガニック肥料『土の薬膳』まで進化させました。
地球上にたくさん存在する廃棄物の中で、オーガニック肥料製造には、「人糞」がとても優秀な原料であると断言できます。
その理由は、人間は雑食性で、牛・豚・鶏肉、魚肉、穀物、野菜、果実、茸等々、多様な栄養価の高い食物を食している唯一の動物だからです。
2022年
10月
05日
水
<牛のうんちがマダガスカルを救う>第一次目標を達成しました。ご協力ありがとうございました!
本日、当初目標の70万円を達成しました!
クラファン開始から2週間。
まさか、こんなにも早く達成させていただけるとは、夢にも思わず…
温かな励ましや、ご支援ご協力くださった皆様に、心より深く感謝いたします!
心機一転、ここから12月末までは、次のステップへの挑戦を。
当初2基の計画から、更に1基増やし、3基のバイオガス設置で、100万円を目指します。
僅かでもバイオガスを広め、決して他人事ではない、マダガスカルの環境保護や生活改善、そして子どもたちの輝く未来に繋げていきます!
引き続き、ご支援ご協力、どうぞ宜しくお願いいたします。
2022年
10月
04日
火
<牛のうんちがマダガスカルを救う>もう一息で100%達成です。
9月20日から始まったクラウドファンディング「牛のうんちがマダガスカルを救う!」が達成に近づきました。
10月4日の時点であと2万円弱に迫っています。目標の上乗せについての検討も始まり、さらなるバイオガス施設の設置に向けて動いていきます。
引き続き、ご支援よろしくお願いします。
2022年
10月
01日
土
アンチラベではバイオガス装備設置の要望が高まっています。
9/26は、私の家の近くにある、貧しい家庭の子どもたちを受け入れている、私立学校から要望をいただき、バイオガスの簡単な説明に行ってきました!
そこには、20〜30名ほどの児童やスタッフがおり、バイオガスを普及させる背景やメリット、どんな装置なのか等について説明すると、熱心に耳を傾けていました。
近くに牛を飼われているそうで、ここに設置できないか、要望や相談もいただきました。
もし有難く、クラウドファンディングで目標額よりさらに多くいただくことができれば、この学校にも設置でき、子どもたちの未来や可能性が広がるのではと、感じました。
引き続き、ご支援ご協力、どうぞ宜しくお願いいたします。
2022年
9月
29日
木
クラウドファンディング目標の7割を達成! ついに実現、パイロットモデル基の点火式
マダガスカルに来て、ちょうど一年…☺️🍃
一つ、大きな夢が叶いました🙇♀️💫
それは、活動当初から思い描いていた、私の任地アンチラベでの、バイオガス基の設置🌈
9/23には、8/5に着工し8/27に完成した(工事2週間、ガス充填2週間)、地下型バイオガスパイロットモデル基の、お披露目&点火式が、ついに実現☺️✨
クラウドファンディングも目標の7割が達成したとの報告があり、このモデル基の体験をもとに、あと2基の設置を目指します。
2022年
9月
26日
月
おかげさまでクラウドファンディングの目標の6割を達成しました!
9月20日に始めたクラウドファンディング『<バイオガス×SDGs>牛のうんちがマダガスカルを救う! 』が開始後6日にして444,000円(お申込額)を達成しました。
これで70万円の目標の6割を達成したことになります。
マダガスカルではクラウドファンディングに先行して建設したモデル設備が完成しました。23日には地元の住民の皆さん50人をゲストに迎え、バイオガスの点灯式を行いました。その様子については後日、レポートをアップいたします。
目標にはまだ25万を越えるご支援が必要です。引き続きのご支援よろしくお願いいたします。