しっかりと「ソーシャルディスタンス」を踏まえたまばらな座席に全マスクの学生さんたち。表情がわからない講演は苦労の連続です。

今地球で何が起きているのか、SDGsがなぜ必要なのか。

栃木の団体がなぜマダガスカルに行って、どんな支援活動をしているのか。

身近にできるSDGsは何か。今なぜ勉強するのか。将来のために何をすべきなのか。

2時間弱に濃い内容を盛り込んだ講演になりました。

様々な企業の方とお話ししても大人の方でさえなかなか理解できないSDGsですが、今回の講演で、柔らかい頭の高校生なら、スーッとお腹に入ってくれたような気がします。

気候変動がこれだけ身近な問題になっている今、聞いてくれた生徒さんたちも真剣に考えてくれた様子でした。そして私自身もやらなければいけない事がたくさんあることを再認識しました。

事前の打ち合わせでの先生たちの要望は、当事者意識をもたせたい、課題の自分ごと化ができると良いという事でした。講演が終わって、今の若い世代はすでに病んだ地球を背負っている。なんと申し訳ないことか、と思い知らされました。自分が学生の頃は何も考えずバブルだなんだと好きなように生きていたことを申し訳なく思います。

それにしても空調の快適な柔らかい椅子で大人の講演を聞いているのは大変です。

寝ないで真面目に聞いてくれた生徒さん、ありがとうございました(^^)

エコロジーオンライン事務局長　上岡七生美