『郷土が誇る偉人「田中正造」は、足尾銅山の鉱毒被害というローカルな課題を徹底的に追及することを通して、「真の文明」というグローバルな思想にたどり着いた。本校は、田中正造から学び、ローカルな課題からリージョナルな課題に視野を広げ、「真の文明」＝「持続可能な社会」の実現を目指し、解決策を提言・行動できる「グローバルリーダー」の育成を目指している』

エコロジーオンラインが手がけるマダガスカル支援は、森をまもるエネルギーの普及啓発を通して、現地に雇用を生み出し、貧困から脱却するモデルづくりを目指しています。

その取り組みを中心にSDGsとのつながりや田中正造の「真の文明」との関連性を説明。社会課題をクリティカルにとらえ、様々なステークホルダーと協働して課題解決に向かう姿を体感してもらえたのではないかと思います。

現地での活動がコロナでままならない状態が続きますが、その代わりに日本とマダガスカルをオンラインでつなぎ、リアルなSDGsの活動について伝える授業が増えてきました。

こうして蒔いた種から具体的なアクションの芽が出ることを期待しています。

エコロジーオンライン理事長 上岡 裕