都市封鎖対策が続けられている首都アンタナナリボ（タナ）からサカイ（約160㎞）へ行くにはコロナ対策本部から特別移動許可証を交付してもらう必要があります。

タナからサカイ方面に向かう国道1号線の検問所は以前比べかなり厳しくなっており、憲兵隊が許可証の確認、身分証明書で本人確認、そして保健所員による検温がありました。

その後通過する市町村ごとに憲兵隊または警察が通過する車両、マスクの着用状況の確認をしていました。5月下旬から国道1号線沿いの村落で感染者が発生したことを受けてこのような厳重体制となったようです。

サカイ市の入り口では検温、許可証及び身分証明書の確認及び台帳登録が義務つけられました。さらに車両の足回りの消毒（有料）もやらなければなりません。

マスクは現在全員が着用を義務付けられています。タナ市内はほぼ全員が着用。タナから離れるにしたがって着用率は低下。村落地域ではマスク姿はごく稀です。

今回、配布用に準備したマスクにはマダガスカル政府のコロナ対策標語「私は責任をもって、自身をそして他の人を守る」という意味のマダガスカル語、そして日マ両国の国旗、エコロジーオンラインとマダガスカル・みらいのロゴ入りで、一枚づつ密封され、しかもデザインもスマートとあってどこでもなかなか人気です。

まず最初に里山エネルギースクールのロバソア小学校に配布。現在、進学クラスの児童（小学6年生）のみが通学を許されていました。マスク、手洗いセット（蛇口付きポリタンク、石鹸、消毒液及び紙タオル）を渡してコロナ対策の講義、そして実習を行いました。

お礼に児童たちがコロナ対策絵を描いてくれましたがちゃんと3密を避けることを盛り込んでおり安心しました。校長先生からは感謝のレターがありました。

その後、サカイ市役所（助役対応）、植林作業を協働しているアサカベロチャ村（村民総出で）、環境省サカイ支局などを訪問して同様にマスクと手洗いセットを提供、それぞれ感謝のレターを戴きました。

エコロジーオンラインマダガスカル　浅川日出男

①　マダガスカル共和国　－ー愛－国－発展ーー

　　地方：ボングラバ

　　県　：チルヌマンディティー

　　共同体（市）：アンカディノンディー　サカイ

　　　　　　感謝

　　アンカディノンディー　サカイ共同体（市）は寄付をしてい戴いたことに対して

　　日本の友人たち及びマダガスカル・みらいに感謝いたします。

　　　　　　　　　　　　署名：副市長　ラコトアリシンバ　ソロマニ

②コロナウイルス対策品寄付を戴きエコロジーオンラインに感謝いたします。

　　アンカディノンディー　サカイ共同体環境省支局責任者

　　ラコトナボ　トジョソア　アンジャティアナ

③２０２０年６月３日

拝啓、私たち「アンカディノンディー　サカイ共同体、アンサカタンテナハ、アサカベロチャ村」一同はマスクなどを寄付戴き日本の皆さん及びマダガスカル・みらいに感謝いたします。

　　　署名者：ラソロファマンヂンビー　ヘリ・ネスト

　　　　　　　　スザナ　、サハザ、エリアン、ボアリ、ジセル、ラコトマララ

④私立小学校ロバソア

　　日本人が「私立小学校ロバソア」を訪問してコロナウイルス１９対策用品を提供しました。

　　私たちはすべての品物を受領しました。

　　無償提供品の寄付を戴き光栄で感謝いたします。

　　　　私立小学校ロバソア責任者　ロバソア　ディナニアラ

児童たちから感謝の証として絵を描いてもらいました。いずれも７年度生（小学６年生）クラスでコロナ期間中登行を許されている中学への進学クラスの児童です。

A 　　アントニーさん

　　　絵の中の文は；私は責任者、コロナから自身を守り他の人を救います（コロナ対策の標語）

　　　　　　　　　　　　エコロジーオンライン、マダガスカル・みらい、ありがとう

B　　ステラさん　

　　　絵の中の文は；ありがとう、COVID 19　対策

　　　　　　　　　　　　エコロジーオンライン、マダガスカル・みらい、

C 　 マオリさん　

　　　絵の中の文は；COVID 19　対策、距離は１ｍ、

　　　　　　　　　　　　エコロジーオンライン、マダガスカル・みらい、ありがとう

D　　フルジャンス君

　　　絵の中の文は；１ｍを守ること、COVID 19　対策

　　　　　　　　　　　　エコロジーオンライン、マダガスカル・みらい、ありがとう

E　　ゾラライナ　アンジェさん

　　　絵の中の文は；ありがとう、COVID 19　対策

　　　　　　　　　　　　エコロジーオンライン、マダガスカル・みらい、

F　　アイナさん

　　　絵の中の文は；COVID 19　対策、私は１ｍを守ります

　　　　　　　　　　　　ありがとう　エコロジーオンライン、マダガスカル・みらい