"Glastonbury festival" by Ed.ward is licensed under CC BY-SA 2.0.
6月、世界最大級の音楽フェスが開催された。
その名も、グラストンベリー・フェスティバル。20万人以上のキャンパーが野原でロックに興じるイベントだ。近年、プラスチック・フリーを掲げ、地球にも家族連れにも優しい取り組みを行っているという。
フェスティバルの開催地は、イギリス南西部 ピルトンにある広大な農場。ここでコールドプレイ、デュア・リパ、SZAなどの世界的な大物ミュージシャンたちが演奏し、20万人以上のファンが5日間キャンプをするのだ。
グラストンベリー・フェスティバルは1970年から続くイベントで、何世代ものファンがいる。会場には、遊び場、アート&クラフト、フェイスペインティングなどを楽しめるキッズ・フィールド、そしておむつ替えスペースまであり、家族連れへの配慮も怠らない。
主催者のモットーは、土地に跡を残さないこと。5〜6年に1度、フェスティバルを休んで草を再生させる。ここは今でも、チェダーチーズを製造する酪農場として機能しているからだ。主催者側は持続可能性について真剣に考えているのである。コンポストトイレをはじめ、無料チケットと引き換えにゴミを片付けるボランティアもいる。さらにはプラスチックもガラスも使わないという。
そして音楽だけではない。アート、マジック、アクロバット、政治活動も行われる。昨年、このフェスティバルは、グリーンピース、ウォーターエイド、オックスファムという3つの大きなチャリティー団体のために200万ドル以上の寄付金を集めた。
日本でも、エコ・フレンドリーなイベントやボランティア活動などが増えてきている。楽しめるだけでなく、環境にも優しいイベントは、今後ますます世界のスタンダードになっていくだろう。
※この記事は、一部AIを使用しています。
<参照リンク>
The Glastonbury Festival goes environmental and family friendly
翻訳・文 / エコロジーオンライン編集部(一部AIを使用)