"Humpback whale" by MindsEye_PJ is licensed under CC BY 2.0.

カナダの日（7月1日）、シューベナカディー川で生きているザトウクジラが目撃されたが、数日後にスチュウィアッケ川で死亡しているのが発見された。

スチュウィアッケ川で見つかったザトウクジラの死と、最近目撃された他のクジラの目撃情報により、気候変動に関する問題が提起されている。

ノバスコシア州ロングアイランド沖のセントメアリーズ湾では絶滅危惧種のシロナガスクジラが目撃され、シューベナカディー川にはミンククジラが座礁。さらに、ファンディ湾ではシロナガスクジラが目撃されている。これは30年間ホエールウォッチング船で働いている船員も今までに見たことがない光景だという。

 ノバスコシア州を拠点とする Marine Animal Response Society のエグゼクティブ・ディレクター、トーニャ・ウィマー氏によると、協会では海洋動物の変化を監視しているが、ここ数年、ハンドウイルカがこの海域で頻繁に見られるようになっており、これは異常なことだと述べている。

「海は変化しているようです。海は温暖化し、食べ物も変わり、食べ物の質も変わり、動物自体も、その健康も変わり、警戒すべき事態となっています」と彼女は指摘する。

そもそもクジラがシューベナカディー川にいた理由は明らかではないが、魚を追っていた可能性もあるという。

クジラを目撃した人々は、その大きさに驚き、内陸部でこんな珍しい光景が見られるとは思っていなかったとインタビューで答えている。

シューベナカディー川に通じる道路は少なく、泥だらけでアクセスが非常に難しいため、クジラの位置を考えると、検死は行われそうにないという。

日本でも、海水温度の変化により獲れる魚の種類が変わってきているというニュースを見かけることが多い。生態系が変化してしまう可能性があり、楽観視できない問題である。

※この記事は、一部AIを使用しています。 

 ＜参照リンク＞

Death of humpback whale in Nova Scotia river raises climate change questions

翻訳・文 / エコロジーオンライン編集部（一部AIを使用）