パブリックプレスセンター
パブリックプレスセンターでは、EOLの読者の方から送られてきた情報のなかから、EOLの活動の範囲と合致するものを選択してお届けしています。
ご紹介している団体、イベント情報は、エコロジーオンラインが責任を負うものではありません。読者のみなさんの個々の判断でご参加いただければ幸いです。
特にイベントなどは記事の日付と開催日をよくご確認の上参加されますようご注意お願いします。
*情報発信を希望される個人、団体の皆さまは下記の記事を参考にテキストと画像を事務局までお送りください。
PPC最新の10のリリース
2022年
9月
02日
金
映画「Wende(ヴェンデ)光と水のエネルギー」上映会
環境市民が企画段階からお手伝いした、自然エネルギーをテーマにした映画「Wende(ヴェンデ)光と水のエネルギー」。 この映画の自主上映会を関西広域小水力利用推進協議会と一緒に開催します。
世界のエネルギー政策は化石燃料から再生可能エネルギーへまさしく転換しているところです。
Wende(ヴェンデ)とはドイツ語で大改革を意味し、原子力・化石燃料から自然エネルギーへと転換する、ドイツにおけるエネルギー革命の意味でも使われる言葉です。
すでに国内でも多彩な人々や地域が自然の力を活かした再生可能エネルギーの導入に取り組んでいます。関西を中心にそれらの人々を追いかけ、その現場を取材し、取り組む想いのたけを語ってもらっているのがこの映画です。
上映会終了後には、監督と出演者によるトークもあります。
<上映会>
と き 2022年10月10日14:30〜16:30頃
ところ ひと・まち交流館 京都(京都市)
入場料 会員は無料、一般500円
申込み 申し込みフォーム
またはメール、電話、ファックスの場合、お名前、連絡先、所属をお書き下さい。
メール life@kankyoshimin.org(件名を映画参加申込みとして下さい)
F A X 075−211−3531(件名を映画参加申込みとして下さい)
電 話 075−211−3521
*共催 関西広域小水力利用推進協議会
この映画のキーワード
①地域の資源は地域に還流(地産地消)
②村おこし、町おこしに貢献
③農業、林業の復興
④生活ステイルの変換
⑤持続可能なエネルギー( SDGs)
⑥国のエネルギー方針の転換
2020年
2月
01日
土
地方創生カレッジ in 小菅・長野原「SDGs×地方創生」
<地方創生カレッジとは>
「地方創生カレッジ」事業は、地方創生の本格的な事業展開に必要な人材を育成・確保するため、実践的な知識を eラーニング講座で提供するほか、必要に応じて実地研修も効果的に取り入れることで知識やスキルを習得できるようにする取組です。
<趣旨>
不安定、不確実性が増す国際社会のもと、人口減少と東京一極集中が進む日本の社会をふまえ、2030年に向けた「持続可能な開発目標」(SDGs)を理解するとともに、地方創生の先進地をフィールドに、「住み続けられるまちづくり」と「不確実な時代のキャリア形成」、「持続可能な循環型地域事業づくり」を学びます。
■開催日程、開催場所、プログラム
コース1:人口700人の村で考える、持続可能なまちづくり -関係人口と持続可能なキャリア形成を考える-
メインフィールド:山梨県小菅村
概要:ベンチャーが続々と誕生し、移住者も増加している人口700人の中山間地域、山梨県小菅村をフィールドに、これからの時代のキャリアのあり方や、地域で活かせるスキル・経験の可能性を探りながら、持続可能な関係人口のあり方を考えます。
定員:30名(先着)
コース2:制約条件を資源に変える地域事業のつくりかた ー有限会社きたもっくの地域未来創造事業に学ぶ-
メインフィールド:群馬県長野原町
概要:「1年のうち半分が冬」である北軽井沢において、「都市型マーケティングからは距離を置く」 きたもっくは、なぜ日本No.1のキャンプ場をつくることができたのか。きたもっくの「地域未来創造事業」から、地域の制約条件を資源に変える、持続可能な循環型地域事業の作り方とその思想を学びます。
定員:30名(先着)
<事前研修 ※合同※>
日時:2020年2月20日(木)19:00~21:00
場所:Conference Branch銀座 (コース2と合同)※オンライン参加可
概要:講義1「なぜいまSDGsがこれほど注目の的になっているのか」(黒岩 賢太郎氏)
講義2「タテ型ヒエラルキー(階層社会)からヨコ型ネットワーク(水平的共創社会)へ」(渡邉 知氏)
<合宿研修:小菅村 ※選択制※>
日時:2020年2月29日(土)10:30~3月1日(日)正午まで(1泊2日)
場所:山梨県小菅村
2月29日:小菅村フィールド視察、ヨコ型ネットワーク社会における「共働型キャリア」のあり方・つくり方ワークショップ
3月 1日:持続可能な関係人口のあり方を考えるワークショップ
講師・ファシリテーター:渡邉知氏
<合宿研修:長野原町 ※選択制※>
日時:2020年3月7日(土)10:30~3月8日(日)正午まで(1泊2日)
場所:群馬県長野原町
3月7日:きたもっくの事業フィールド視察、講義「地域未来創造事業のつくり方」
3月8日:地域未来創造事業構想ワークショップ
講師:中嶋聞多氏 ファシリテーター:渡邉知氏
<事後研修 ※合同※>
日時:2020年3月10日(火)19:00~21:00
場所:Conference Branch銀座 (コース2と合同) ※オンライン参加可
最終ワークショップ
■講師
中嶋 聞多 氏 (信州大学特任教授、地域活性学会会長)
黒岩 賢太郎 氏 (SDGsビジネススクール&実践コミュニティ「StartSDGs」運営、株式会社グローバルイノベーションズ 代表取締役/一般社団法人Beyond SDGs Japan理事)
渡邉 知 氏 (株式会社ファイアープレイス 代表取締役社長、東京都観光まちづくりアドバイザー、一般社団法人SIDELINE理事、株式会社さとゆめ社外プロデューサー)
■参加費
無料(但し一部実費負担有)
事前申し込み・問い合わせ先
お問い合わせ先(事務局:村上)
電話:03-5275-5105
メール:kenshu_info@satoyume.com
2019年
10月
23日
水
11/17 筑西市でソーラークッカー全国大会が開催されます。
エコロジーオンラインが立ち上げから協力しているソーラークッカー全国大会が11/17(日)道の駅グランテラス筑西で開催されます。
今回で第5回目となる全国大会の主催は筑西市商工会エコの木プロジェクト。エコロジーオンラインがマダガスカルに寄贈したソーラードライヤーを手がけたみなさんです。
このイベントはソーラークッカーのトップランナーが全国から集まるもの。太陽熱利用に関して様々な情報交換がされる場となります。
エコロジーオンラインもマダガスカルの栄養改善事業にソーラードライヤーを活用する企画を立てており、積極的に情報交換をしたいと考えています。
お近くの方は是非遊びにいらしてください。
2019年
1月
15日
火
【イベント】SDGsを実現する電力選択―エシカルな再エネが企業価値を高める
2015年のSDGs採択、そして気候変動分野でのパリ協定を受けて、日本でもビジネスをめぐる環境が大きく変化しています。
多くの企業や自治体、教育機関が、SDGsを視野に入れた経営をかかげています。
再生可能エネルギーにシフトすることは、一つの重要なテーマであり、再エネ調達は当然の流れとなってきています。
しかし、形だけSDGs・再エネをかかげても、消費者には伝わりません。
サステナブル・エシカルで、意味のある再エネ調達とは。
またそれをどのように事業とつなげていくのか。
具体的な事例とともに考えます。
*SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
【対象】企業のCSR・総務等担当者、教育関係者、再エネビジネスに関心のある方、ソーシャルビジネス等関係者、SDGsや再エネに関心のある方、学生、NGO・NPO関係者 など
【日時】2019年2月8日(金) 13:30~16:30
終了後懇親会あり17:00~
【場所】<シンポジウム>
東京ウイメンズプラザ ホール(東京 渋谷区)
東京都渋谷区神宮前5-53-67
<懇親会>
GEOCセミナースペース(会場から徒歩1分)
東京都渋谷区神宮前5-53-70
国連大学ビル1Fセミナースペース
【プログラム】(演題・登壇者・順序は変更の可能性があります)
1.パリ協定後の世界の流れと日本~電力システム改革で再エネは増やせるか?
環境エネルギー政策研究所(ISEP) 松原弘直さん
2.パワーシフトを目指す電力会社の「これからの再エネ調達と事業展開」
1)電力システム改革にともなう制度変更の現状と対応
パルシステム電力 船津寛和さん
2)家庭のFIT切れ太陽光発電の調達
スマートテック 吉田周平さん
3)企業の再エネ調達とブロックチェーン活用
みんな電力 真野秀太さん
4)自治体新電力のこれから(電力調達の見通し、地域との連携・貢献の方向性)
中之条電力 山本政雄さん
5)上記以外の電力会社から3~5分アピール
3.SDGs・パリ協定時代の事業者の電力選択(ユーザー側企業)
1)企業の取り組み
TBSラジオ 門田庄司さん
2)教育機関の取り組み
自由学園 鈴木康平さん
3)電力選択の意味、選び方、注目点
パワーシフト・キャンペーン 吉田明子さん
【参加費】シンポジウム1000円(学生500円)
懇親会1500円(学生1000円)
【主催】 パワーシフト・キャンペーン運営委員会
【協力】調整中
【申込み】
下記のフォームからお申込みください
【問合せ】パワーシフト・キャンペーン運営委員会(担当:田渕)
E-mail:info@power-shift.org
TEL:03-6909-5983
FAX: 03-6909-5986
URL:: http://power-shift.org/symposium_190208
*このシンポジウムは地球環境基金、パタゴニアの助成を受けて開催します。
2018年
3月
05日
月
山梨市次世代エネルギーパーク見学ツアー参加者募集! 新宿駅発着!!-先着40名を無料でご招待!!-
経済産業省資源エネルギー庁では、再生可能エネルギーへの理解促進を図るため、毎年全国の次世代エネルギーパークを活用した見学ツアーを実施しています。
その一環として、この度、山梨県山梨市の次世代エネルギーパークを活用し、バイオマスエネルギーへの理解を促進させるための見学ツアーが実施されますのでご紹介いたします。
【山梨市次世代エネルギーパーク見学ツアー】
山梨市次世代エネルギーパーク内の再生可能エネルギー施設を巡りながら、普段見ることができない、バイオマス熱利用に使用される木質ペレットやチップの製造から消費までの過程を目の前で見学できる、再エネ見学ツアーの参加者を募集します。
【申込みはこちら】
―ツアーのみどころー
① 木質バイオマスエネルギーについて、製造の現場から消費の現場まで一連の流れを見学!
② 飯島製材所では、大型の木質ペレット製造機を目の前で見学!
③ ほったらかし温泉では、迫力の木質チップを製造機や最新の燃料ボイラーを見学!
※ご希望の方は、木質チップボイラーで加温したほったらかし温泉に入浴可能です。
・主催:経済産業省資源エネルギー庁
・共催:山梨市
・日程:平成30年3月10日(土)(8時~18時30分(予定))
・見学場所:
① 飯島製材所(地元の間伐材等から木質ペレットを製造)
② 街の駅「やまなし」(木質ペレットボイラーを施設の冷暖房熱源として活用。残ったお湯は足湯に利用。)
③ほったらかし温泉(木質チップを現場で製造し、木質チップボイラーの燃料として利用。ボイラーは温泉水の加温やカラン等の温水の熱源として活用。)
・発着場所:新宿駅西口及び山梨市駅
・参加費:無料
※昼食はご自身でご準備下さい。現地でも購入できます。
※新宿駅及び山梨市駅までの交通費は自己負担になります。
・定員・対象:先着40名
※中学生以下のお子様の参加の際は保護者同伴。
※団体(家族・友人)は、一度に4名様までお申込みいただけます。
・応募締切:平成30年3月8日(木)
【申込みはこちら】
多数の皆様のお申し込みをお待ちしております。
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【お問合せ先】
次世代エネルギーパーク見学ツアー事務局
一般財団法人新エネルギー財団 計画本部 小栗、沼田
TEL:03-6810-0361、FAX:03-3982-5101
E-mail:public@nef.or.jp
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【里山スクール講座③】丸岳コモン再生プロジェクト with 生物多様性スペシャリスト 坂田昌子氏 (Sun, 17 Nov 2024)
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2017年
9月
08日
金
ドイツのエネルギー事業に学び“日本版シュタットベルケ”を設立 事業体の設立などを支援、地域活性化の貢献目指す
一般社団法人 日本シュタットベルケネットワーク(所在地:東京都新宿区、代表理事:ラウパッハ・スミヤ ヨーク(立命館大学経営学部国際経営学科 教授))は、ドイツの電力小売り事業や再生可能エネルギー発電事業の担い手であるシュタットベルケの特徴を取り入れ、2017年8月18日に設立いたしました。
■シュタットベルケとは
わが国に先立ち電力自由化と再生可能エネルギーの固定価格買取制度の導入を進めてきたドイツには、電力小売り事業や再生可能エネルギー発電事業の担い手として、シュタットベルケという事業体が存在しています。シュタットベルケは自治体出資法人ですが、その経営は民間に委ねられており、以前、わが国で見られた第三セクターなどとは似て非なるものです。
シュタットベルケは、電力小売り事業や再生可能エネルギー発電事業の他、地域の配電網の管理運営事業、熱供給事業などのエネルギー事業を行うだけでなく、廃棄物処理(廃棄物発電)事業、上下水道事業、地域交通事業、公営プールの運営事業など、地域に必要な幅広いインフラサービス事業を行っています。
また、シュタットベルケは、自治体出資の民間経営事業体として、エネルギー事業などで得た収益を利用して地域の公共交通サービスや公営プールの運営などの赤字事業を自社の内部事業として取り込み、地域に必要なインフラサービスの提供を行いつつ、事業体全体としては黒字を確保し、事業体としての持続可能性を確保している点に特徴があります。単体事業としては不採算であっても、例えば、地域の公共交通サービスを自社の事業として取り込むことで、地域住民からの認知度を高め、地域に貢献する企業としてのイメージを高めることで、電力小売り事業などに好影響を与えることができます。このように、シュタットベルケは地域に密着した官民連携型のインフラサービス事業者であり、その存在感は近年、ますます高まっています。
ドイツには1,400程度のシュタットベルケが存在するとされており、100年を超える歴史を有し、従業員数が1,000人を超える規模のシュタットベルケが存在する一方、地域の資源を有効活用して地域内に新たな事業と雇用を生み出すべく、新しく設立されるシュタットベルケも存在しています。
■日本版シュタットベルケの設立
ドイツと比較して20年近くの遅れはあるものの、わが国でも電力自由化と固定価格買取制度の導入が進んでいます。そして、多くの地方自治体において、有望な地域資源である再生可能エネルギーを有効活用するとともに、地域内の電力需要家への電力の小売り事業を地域における新しいビジネスとして取り込んでいく検討が始まりつつあります。
こうした状況を踏まえ、ドイツの先例に学びつつ、わが国特有の特徴も取り込みながら、地域における新しい事業として電力小売り事業などを設立し、同事業から得られる収益を地域が抱える様々な課題の解決に利用していく日本版シュタットベルケの創出、その経営の安定化などに資することを目指して、日本シュタットベルケ・ネットワークを設立します。
日本シュタットベルケ・ネットワークでは、電力小売り事業を中心とするエネルギー事業や地域課題を解決するためのソーシャル事業のための事業計画の策定、事業計画に基づく事業体の設立及び運営などを支援し、全国各地に日本型のシュタットベルケを設立し、もって、地域の活性化に貢献することを目指します。
2017年
6月
16日
金
「UMI・SACHI 推進会議」発足記念!7月13日(木) 青山国連大学ウ・タント国際会議場で夢の環境シンポジウム開催! ~宗像からの提言-太古の昔から1,000年後の未来へ向けて~
一般社団法人UMI・SACHI推進会議(所在地:福岡県宗像市、代表理事:養父信夫)は宗像が2017年に世界遺産登録されることを記念し、7月13日(木)国連大学ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区)で第1回UMI・SACHI推進会議シンポジウムを開催いたします。
各界の著名人・有識者が一堂に会する夢の共演が実現する本シンポジウムに、先着360名様を無料でご招待します。
シンポジウム詳細ページ: http://170713.umisachi.org/
■趣旨
神話に謳われる太古の昔から受け継がれている福岡県にある聖地「宗像(むなかた)」。
その聖地が今、地球温暖化の影響で海水温が上昇し、海藻や魚介類が減少する磯焼現象が起こっています。このような現象は宗像に限ったことではありません。世界各地から地球の悲鳴が聞こえています。
1990年に出されたIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第一次報告書では、温暖化を食い止めるには直ちに6割、温室効果ガスの排出の削減が必要と記されています。
さらに、パリ協定では、世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃未満に抑えることが合意されています。しかしながら、四半世紀経った今でも気温の上昇を食い止めることができないばかりか、逆に上昇し続けている現状にあります。
さらに、地球環境問題は気候変動にとどまらず、生物多様性の減少や自然環境の汚染など、多方面で我々生きとし生けるものに悪影響を及ぼしており、森がなくなり、海や大気が汚染され、自然資本が枯渇しようとしています。
この深刻化する地球環境問題を解決しなくては、と私たちは立ち上がり“海の鎮守の森”プロジェクトを聖地「宗像」から始めました。活動開始から早4年。また宗像は、環境省の「つなげよう、支えよう森里川海プロジェクト」のモデル地域のひとつでもあります。
母なる海を守るには、森を育て、里を育み、川に注ぎ、やがては海を支える。そして、その守られた海が陸に生きる私たち生命にも恩恵を与える。その生命の連鎖と自然資本の絶妙なバランス・連携があってこそ、自然環境が保たれ、人類を含む生命が豊かに暮らすことができる。その自然循環の営みが破壊されつつある今、私たちはそれを看過するわけにはいきません。
そのターニングポイントは、今。パラダイム・シフトしていく時なのです。
この地球上に生命が誕生したのは海です。
その海は、単なる場ではなく、あらゆる生きとし生けるものの故郷であり、また、我々の日々の営みを支える源でもあります。その海に畏敬の念を抱き、強い愛着とともにそれを未来永劫守ろうとする思いが日本人には古来あり、またそこから私たちは大きな恩恵を受けています。
これを「UMI・SACHI」として、世界で共通に認識される考えにしたいと考えております。これまでの取組をより発展させ、その活動を確固たるものとし、さらには、その考え方や取組を、全国や世界に仲間をつくることで大いに広めていきたい、私たちはそう思っています。
文明という名のもとに人類が犯した地球環境を取り戻すのは、地球人の使命です。
その使命を果たすべく、今回、私どもはこれまでの宗像国際環境会議での取組の意思を引き継ぎ、法人化を通じてより強固なものとし、さらなる発展を目指し、豊かな海を取り戻したいと思います。
ここに、「一般社団法人UMI・SACHI推進会議」を発足いたします。
悠久の時を経て育まれてきた豊かな自然を、百年先、千年先まで受け継いでゆくことこそ、いまを生きる私たちの責務です。
「UMI」を機軸として、真に持続可能な人と自然との共生を実現させるための活動を本推進会議は目指し、その活動を世界に発信してまいります。
国や地方行政、大学、各地域の活動団体、地域の市民や国際機関と連携・協働し、それぞれが実施している各地域の活動をつなげることで皆の心ひとつにし、地球環境保全に取り組んでいきたいと考えています。誇りある環境立国として、世界に発信していこうではありませんか。
本シンポジウムでは、その新組織での活動が持続可能なものとなり、また、その動きが国内・国外へ幅広く展開していく、あるいは既に行われている全国・世界の取組と連携していくにはどうすればよいか、専門家の方にご助言をいただくとともに、参加者の方と一緒に幅広く議論・意見交換ができればと考えています。
■目的
「宗像世界遺産登録」決定直後に開催される本シンポジウムでは、「UMI・SACHI」の考えを全国・世界に発信し、自然資本と私たち人間が真に共存できる関係を築いていくために、本推進会議が目指すべきこと、また、そのために求められる人的・資金的に持続可能な仕組みについて、その推進体制を含めて、専門家と参加者の方で一緒に考え、議論します。
過去の遺産である世界遺産だけでなく、未来に向けて世界に環境活動を発信していく最初のシンポジウムになります。
■詳細
主催 :一般社団法人UMI・SACHI推進会議
(〒811-3505 福岡県宗像市田島755-4)
日程 :2017年7月13日(木)18:30~21:00
会場 :国連大学ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
収容規模:約360名
参加費 :無料
後援 :環境省(予定)、外務省(予定)、福岡県(予定)、宗像市(予定)
NGO Eco Planet,.Inc NY
NGO Sustainable Green Energy Council,.Inc NY
講師・パネラー:葦津敬之(宗像大社宮司、宗像国際環境会議実行員)
養父信夫(九州のムラ代表理事、宗像国際環境会議事務局長)
清野聡子(九州大学大学院工学研究院環境社会部門准教授)
藻谷浩介(日本政策投資銀行 地域振興部参事役)
中井徳太郎(環境省 廃棄物・リサイクル対策部長)
石田秀輝(東北大学名誉教授、地球村研究室代表)
田中克(京都大学名誉教授、舞根森里海研究所所長)
吉澤保幸(一般社団法人 低炭素社会創出促進協会 代表理事)
Everett Kennedy Brown
(epa通信社日本支局長、クールジャパン官民有識者会議委員)
伊勢谷友介(俳優、リバースプロジェクト)※VTR出演
野中ともよ(NPOガイア・イニシアティブ代表、World Shift主催)
谷崎テトラ(京都造形芸術大学教授、
ワールドシフト・ネットワーク・ジャパン代表理事、
地球サミット2012Japan副代表)
コーディネーター:三戸俊和(元環境省、UNDP)
2017年
5月
16日
火
国連気候変動サミットで世界から称賛された 日系マーシャル人のキャシーが6月に初来日
アジア太平洋の社会起業家支援を行う一般社団法人アース・カンパニー(代表理事:濱川 明日香)は、日本人の曽祖父を持つマーシャル人の若き気候変動活動家キャシー・ジェトニル=キジナーを日本に招き、気候変動の直接的な被害者の生の声を日本へ届けます。
■日本語が日常的に使われる親日家の国・マーシャル諸島が直面する水没の危機
日本が委任統治した歴史もあり、親日家も多い国・マーシャル諸島共和国。「チャンポ(散歩)」や「ジョーリ(サンダル)」から「バカヤロー」まで、日本語が今でも日常的に使われ、太平洋戦争中に戦没した日本人兵の慰霊碑も立つこの国の平均海抜は2m。私たち先進国が経済的豊かさを追求し、その恩恵をうけてきた一方で、海面上昇は進み、海抜の低いこの国を頻発する高潮が容赦なく襲っています。
かつては、67回にも及ぶ米国の核実験により、ビキニ環礁を始め多くの国民が被爆。半世紀前に放射能難民となり、愛する故郷を離れなければならなかった彼らは環境難民となりつつあり、今度は国、伝統文化やアイデンティティまでも、失われる危機に晒されています。
多くの日本人がその存在すら知らない、日本と縁深いマーシャル諸島が直面する国土水没の危機に、先進国として、また日本人としてできることは、彼女たちの声に耳を傾けることから始まると考え、アース・カンパニーはキャシーを6月に日本に招待し、多くのイベント・ワークショップの参加をプロデュース。
国連気候変動サミットで世界が涙した、自らの当時6か月の娘にあてた詩の朗読パフォーマンスを始め、気候変動に脆弱な途上国が直面する被害や、マーシャル諸島の若者たちがどのように気候変動に立ち向かっているのか、生の声をキャシーが日本へ届けます。
■キャシー・ジェトニル=キジナー来日スケジュール
6月10日から6月20日まで日本に滞在し、日本政府に気候変動政策提言をする学生団体とのワークショップや、早稲田大学や東京大学での登壇、その他環境NGOによるワークショップなど、10以上のイベントやワークショップに参加します。
●6月10日〜17日:東京都内で多数イベントやワークショップ
●6月18日 :岡山市でイベント
●6月19日 :香川県直島訪問
●6月20日 :広島平和記念資料館訪問
イベントの詳細は、アース・カンパニーのホームページをご覧頂き、イベント参加・取材ご希望の方はアース・カンパニー東京オフィスまでお問い合わせください。
ホームページURL: https://www.earthcompany.info/ja/kathy-jetnil-kijiner-japan-june-2017/
■マーシャル諸島の若者たちを導く「希望の星」キャシー・ジェトニル=キジナーの活動
マーシャル諸島には最高学府は短大しかなく、高校中退者も多く、国を救う課題解決スキルを持つリーダーが育つ環境が乏しいのが現状です。これを深刻に捉えたキャシーは、マーシャル伝統の酋長の血を引くミラン・ロヤックと共に、課題をコミュニティベースで解決するスキルを有し、未来を切り拓いていくリーダーを育成する団体 NGO Jo-Jikum(ジョージクム)を設立。
マーシャル諸島の若者を気候変動の「犠牲者」から未来の「変革者」へと成長させるため、(1)環境リーダー育成、(2)気候変動教育、また(3)万が一移住を迫られた場合に伝統文化を継承するために文化を学び直す活動をしています。
■キャシー・ジェトニル=キジナー プロフィール
マーシャル諸島生まれ。気候変動活動家、詩人。ハワイで人種差別を受けながら育ち、大学在学中に、政治・社会的メッセージを表現するポエトリー・リーディング(詩の朗読)に出会い活動開始。
2014年、国連気候変動サミットの開会式で披露した詩の朗読が世界から称賛され、一躍有名人に。2015年、VOGUE誌が選ぶ13人の「Climate Warriors」の1人として選出。2015年COP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)、2016年COP22に出席。2017年、アース・カンパニーよりIMPACT HERO 2017(※注)として選出。現在は、世界中で登壇しマーシャル諸島での気候変動被害や対策の緊急性を訴える一方、NGO Jo-Jikum代表としてマーシャル諸島のリーダー育成に努める。
※注:アース・カンパニーのIMPACT HEROとは?
アース・カンパニーは、アジア太平洋地域から並外れたインパクトをもたらすポテンシャルを秘めたチェンジメーカーを年に1人選出。最初の1年を特別支援期間、その後2年をフォローアップ期間とし、(1)ファンドレイジング(資金調達)、(2)機会創出、(3)NGO運営コーチングを含む包括的集中支援を行っています。
■団体概要
一般社団法人アース・カンパニー
設立 : 2014年10月
代表理事: 濱川 明日香
事業内容: アース・カンパニーは「次の世代に残せる未来」を創出すべく
社会変革を起こす「人」と「団体」を支援・育成するために、
アジア太平洋のチェンジメーカーを支援する
IMPACT HERO支援事業、個人・大学・企業向けに
社会企業や革新的な試みの最前線を体験していただく
バリ島ソーシャル研修事業、社会変革に挑む事業や
団体を対象にしたコンサルティング事業を展開しています。
2017年
4月
12日
水
“日本最大級”のメガソーラー「瀬戸内Kirei太陽光発電所建設プロジェクト」錦海湾堤防補強工事竣工・寄贈式 開催
岡山県瀬戸内市錦海塩田跡地で日本国内最大級となる約235Wの太陽光発電所を建設中の瀬戸内Kirei未来創り合同会社(代表社員:くにうみアセットマネジメント株式会社)は、3月30日に錦海湾堤防補強工事竣工・寄贈式を開催しました。
2014年秋に建設を開始した本プロジェクトの安全安心事業の一環として、錦海湾堤防補強工事と玉津港および師楽港の防潮堤・防潮扉の新設工事が完了し、瀬戸内市に寄贈しました。
武久 顕也瀬戸内市長をはじめとする岡山県、瀬戸内市および瀬戸内市議会の皆様、事業者、施工を担当した清水建設、融資を行った金融機関、報道関係者など100名以上が出席しました。式典の後には出席者が牛窓漁協の船舶に乗り、錦海湾側から堤防・防潮堤を見学するツアーも催され、大工事完了の喜びを共有しました。
錦海湾堤防補強工事竣工・寄贈式
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瀬戸内市、岡山県、瀬戸内Kirei未来創り合同会社社員、スポンサー、金融、報道関係者等が出席
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錦海湾堤防でテープカットとくす玉開披 1
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錦海湾堤防でテープカットとくす玉開披 2
【くにうみアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長 山崎 養世(※)のコメント】
寄贈者の挨拶で、事業者を代表して、くにうみアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長の山崎 養世は「みなさま本日はお集まりいただきましてありがとうございます。初めて錦海塩田跡地に足を運んだ時、広大な土地、景観の美しさに圧倒されました。その翌年に東日本大震災が起こり、巨大な災害に対する地域のみなさまの安全、安心を確保する必要を切に感じました。市長はじめ、国、県、市、事業者、金融関係のみなさまにご相談し、事業提案をまとめ、この度の堤防、防潮堤、防潮扉の竣工が実現しました。出力日本一の太陽光発電所になります。自信を持って、日本を代表する発電所として、瀬戸内市の永続的な発展、地域のみなさま、次世代、日本に貢献できるよう工事を進めて参ります。」と述べました。
くにうみアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長 山崎 養世
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※山崎の「崎」の字は正しくは立つ崎ですが、環境依存文字であるため本プレスリリースでは「崎」と記載しています。
【瀬戸内市長の武久 顕也氏のコメント】
瀬戸内市長の武久 顕也氏からは、「多くのみなさまの願いが現実となり、錦海湾堤防補強工事竣工・寄贈式を迎えることができました。誠にありがとうございます。市が錦海塩田跡地を取得してから様々な困難がありましたが、みなさまの勇気、努力と英知により乗り越えてきました。発電所の開発、環境保全への配慮がなされた交流の出力日本一の太陽光発電所の工事が順調に進んでおります。
このメガソーラーは大きな三つの特長がございます。ひとつは公共工事では実現しがたい東日本大震災のようなレベル2の巨大災害に対応する対策がなされています。南海トラフ巨大地震が発生し、堤防が液状化しても、後背地を保護する構造を有している、二点目は後背地の塩性湿地の生態系にも配慮がなされた工法が採用され、アッケシソウ等の自然も保護していける構造である、三つめは堤防補強工事、排水ポンプの増設、非常用発電機新設、塩田跡地の中央排水路の整備工事の安全安心事業の総額32億円が市民の税金を使うことなく、事業者のみなさまの努力、負担で市に寄贈されたことです。
今後、瀬戸内市が各安全安心施設を引き受け、万全の体制で事業者、地域のみなさまとともに発電所の竣工の支援に努めてまいります。関係者のみなさまには引き続きご協力を賜わることを心よりお願いいたしますとともに御礼のご挨拶を申し上げます。」とお言葉をいただきました。
瀬戸内市長 武久 顕也氏
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【寄贈した設備の概要】
■堤防・防潮堤に求められる機能
防災機能:南海トラフ巨大地震による津波や地震後の高波に対し、
越波量を許容値以下に抑える
環境機能:堤防背面の塩性湿地環境を守る
(堤防下部からの海水の流入を妨げない構造)
詳細は以下のファイルよりご確認ください。
https://www.atpress.ne.jp/releases/124885/att_124885_1.pdf
【「瀬戸Kirei太陽光発電所建設プロジェクト」概要】
瀬戸内Kirei未来創り合同会社は、2019年春の発電事業開始を目指して約500haの塩田跡地のうち約265ha(パネル設置面積は約230ha)に瀬戸内Kirei太陽光発電所を建設中です。事業用地の所有者である瀬戸内市とは、施行協定及び土地賃貸借契約を締結し、再生可能エネルギーの普及だけでなく地域の発展、安全安心、自然との共生を目指して事業を進めています。完成後は年間を通じて一般家庭約7万世帯分の消費電力に相当する電力を供給し、瀬戸内市のCO2総排出量の約半分、年間192,000tの削減効果があると見込んでいます。
【特別目的会社「瀬戸内Kirei未来創り合同会社」の概要】
瀬戸内Kirei未来創り合同会社
所在地 :岡山県瀬戸内市邑久町尻海4382番地3
代表社員 :くにうみアセットマネジメント株式会社
会社設立年月日:2012年8月17日
ホームページ :工事の進捗が掲載されています。
http://www.setouchimegasolar.com/
英語サイト http://www.setouchimegasolar.com/en/
【出資各社の概要】
GEエナジー・フィナンシャルサービス(EFSジャパンB.V.の親会社)
所在地 :800 Long Ridge Road Stamford, CT 06927 U.S.A
代表者 :David Nason, President and CEO
事業 :エネルギー関連ファイナンスサービス
会社設立年 :2004年
資本金 :160億円(2013年12月31日現在)
東洋エンジニアリング株式会社
所在地 :千葉県習志野市茜浜2丁目8番1号
代表者 :取締役社長 中尾 清
事業 :産業施設の設計、調達、建設、
運転支援等を行う総合エンジニアリング業
会社設立年月日:1961年5月1日
資本金 :181億9千万円(2016年3月31日現在)
株式会社 中電工
所在地 :広島県広島市中区小網町6番12号
代表者 :代表取締役社長 小畑 博文
事業 :電気設備工事をはじめとした総合設備エンジニアリング業
会社設立年月日:1944年9月29日
資本金 :34億8千万円(2016年3月31日現在)
くにうみアセットマネジメント株式会社
所在地 :東京都千代田区丸の内3丁目4番2号 新日石ビル3階
代表者 :代表取締役社長 山崎 養世
事業 :再生可能エネルギー発電をはじめとするインフラ事業、
地域創生・開発事業
会社設立年月日:2012年2月16日
資本金 :2億5千万円(2017年4月1日現在)
2017年
2月
14日
火
地方創生時代の地域再エネ事業の旗手が集結!グリーンパワー全国サミット2017 in 東京
経済産業省資源エネルギー庁は、再生可能エネルギー(以後 再エネ)の地域での事業化を生む人材育成を目的とした「まちエネ大学」を実施しています。この度、事業実施4年間の集大成として、地域で再エネ事業を行い活躍している事業者が集い、地方創生として再エネを活用する意義や可能性、「まちエネ大学」から生まれた地域発再エネ事業プランを発表する「グリーンパワー全国サミット2017 in 東京」を、平成29年3月18日(土)に開催いたします。
当日は、日本の再エネ推進策における地域協働型再エネ事業化の意義について『グリーンパワーの現在と未来~エネルギーの地産地消にむけて~』と題して、名古屋大学大学院環境学研究科の高村ゆかり教授に基調講演をいただきます。その後、各地で多様な電源の地域協働型再エネ事業を進める3名の事業家(宝塚すみれ発電代表取締役の井上保子さん、NPO法人地域再生機構副理事の野村典博さん、村楽エナジー株式会社代表取締役の井筒耕平さん)の皆さんが一堂に会し、地域再エネ事業の成功の秘訣をご紹介いただきます。また、全国8地域で開催していた「平成28年度まちエネ大学」の受講生の皆さんが考案した再エネ事業プランの中から特に優れた4つのプランの発表を行います。
■開催概要
名称:グリーンパワー全国サミット2017 in 東京
日時:3月18日(土)13:10~17:10(開場 12:30)
場所:イイノホール&カンファレンスセンター4階RoomA
住所:東京都千代田区内幸町2-1-1
(東京メトロ 日比谷線・千代田線 「霞ケ関」駅 C4出口直結)
内容:<第一部> 基調講演
『グリーンパワーの現在と未来 ~エネルギーの地産地消にむけて~』
<第二部> パネルセッション
『再エネビジネスのつくり方①―地域協働型事業の挑戦から』
<第三部> 市民発再エネビジネスプランの発表
※詳細は次項ご参照
料金:入場無料 (※事前申し込みが必要)
主催:経済産業省資源エネルギー庁
企画・運営:まちエネ大学事務局((株)トゥリー内)
URL:http://greenpower-summit.jp/
<お問い合わせ>
まちエネ大学事務局(㈱TREE内)
担当:木村、宮城 TEL:050-3735-8600
mail: gpp@greenpower.ws