EOLコラム
2019年
3月
04日
月
【RADIO SAKAMOTO】Fridays For Future 金曜日を未来のために!
昨年夏、当時15歳だったグレタ・トゥーンベリさんがスウェーデンで始めた子どもたちの気候ストライキが世界に広がっています。
グレタさんは8月、スウェーデン政府が気候変動に対して適切なアクションをとっていないと3週間にわたって国会議事堂の前で座り込みをしました。
座り込み終了後もこの活動を続け、スウェーデン政府が気温上昇を2度未満に抑える対策を講じるまで、「Fridays For Future(未来のための金曜日)」を呼びかけ、毎週金曜日にストライキを続けることにしました。
2019年
1月
07日
月
【RADIO SAKAMOTO】捨てられたプラスチックが塩を汚染する!?
2019年になりました。
エコロジーオンラインは昨年、新エネ大賞をいただくところからスタートし、年末には地球温暖化防止活動で環境大臣賞もいただきました。
18年にわたって地球温暖化や自然エネルギーの普及に取り組んだところが評価されたのだと思います。立ち上げ当初から、こうしてお付き合いいただいた教授をはじめ、僕らの活動を支えてくれる皆さんがいなければいただけなかった賞だと思っています。
2018年
11月
05日
月
【RADIO SAMAMOTO】海洋に消えるプラスチックごみの行く先
海洋のプラスチック汚染が盛んに報道されるようになりましたね。
その大きなきっかけになったのがコスタリカの沖で捕獲されたウミガメの映像。ウミガメの研究に関わっているスタッフが、カメの鼻につまった異物を除去するビデオが世界中で話題になりました。
なんと長いままのストローがカメの鼻につまっていたのです。
2018年
5月
13日
日
「ほたるの川のまもり人」が伝える愛おしき未来
2ヶ月に一度、坂本龍一さんがホストを務めるRADIO SAKAMOTOという番組でエコレポートを担当している。
普段のオンエアでは、エコロジーオンラインという、何でもありの活動をしているNPO法人の近況報告をさせてもらうのだが、5月6日の回についてはパタゴニア日本支社長の辻井隆行さんとお話をして欲しいとスタッフからお願いがあった。
2018年
3月
02日
金
小さな奇跡の見つけ方 「エコ+ケア」な未来をつくろう!
昨年からエコロジーオンラインが手がけてきた「コンテンツフォーケア」が新しい展開を見せ始めました。全国に上映を呼びかけた「パーソナルソング」をきっかけに各地に新しい花が咲き始めたのです。
この映画は認知症を発症した高齢者が音楽とともに生きて行く姿を描いたもの。エコロジーオンラインでは介護施設に入居しても自分の愛した音楽に出会える感動を守りたいと全国上映を呼びかけました。
2018年
1月
09日
火
【RADIO SAKAMOTO】音楽による認知症ケアと沖縄での取り組み
昨年末、音楽を活用した認知症ケアのお話をして欲しいと声がかかり沖縄を訪問しました。アメリカの団体からトライアルを実施してくれないかと頼まれたMusic & Memoryというプロジェクトの結果について講演をしました。
3か月にわたるトライアル事業に協力してくれたのは、父と母がお世話になっている聖生会という地元の医療法人です。この法人が運営する4施設6人の方たちにむかし好きだった曲を聴いてもらいました。
2018年
1月
04日
木
小さな奇跡の見つけ方 激動の2017年を振りかえって
エコロジーオンラインの2017年は新しいことにチャレンジする1年になりました。JICAの委託を受けて実施したマダガスカルでの森林保護と貧困対策をつなげる事業や、音楽による認知症ケア事業など、これまでにない取り組みを手がけました。
2017年
12月
06日
水
小さな奇跡の見つけ方 パリ協定とSDGsをつなぐ道
ドイツのボンで開催されていた第23回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP23)が閉幕しました。
今回の会議は2020年から始まるパリ協定の実施ルールを決めるもので、残念ながら最終的な合意には至りませんでしたが、産業革命前にくらべて気温上昇を2度未満、できれば1.5度に抑える目標を目指し、活発な議論が行われました。そのなかで悪い意味で目立ったのがパリ協定を離脱したアメリカと石炭火力を止められない日本でした。NGOの批判の矢面に立たされたことは言うまでもありません。
2017年
11月
20日
月
【RADIO SAKAMOTO】温暖化に苦しむ人たちを前に田中正造なら何をしただろう。
エコロジーオンラインの活動を始めて今年で17年。その初期に本格的に関わったのが坂本龍一さんたちと立ち上げたartists’ powerでした。僕らは当時、このaritists’ powerと並行して田中正造直訴100年のキャンペーンのお手伝いもしていました。
栃木県にある足尾銅山の操業によって起きた公害を止めようと奮闘した田中正造。命をかけてその被害を天皇に直訴した日からちょうど100年が経った頃のことでした。
2017年
11月
01日
水
小さな奇跡の見つけ方 EV+蓄電池の普及で文明が変わる!?
アメリカにトランプ政権が誕生してから、地球温暖化防止の取り組みはスローダウンしたかのように見えます。でも最近、地球温暖化防止に向けた新たな試みが世界のあちこちから伝えられるようになってきました。
本気で持続可能な社会づくりに動き始めた世界の動きは逆に加速しています。
2017年
9月
27日
水
小さな奇跡の見つけ方 エコロジーオンラインが考える「自立」と「依存」
この夏、エコロジーオンラインで「オトトカラダ」という事業を始めました。この連載でも何度かお伝えしましたが、音楽を活用して、ご高齢の方々をケアしようという取り組みです。
そのなかで中心となる事業がMusic & Memoryです。アメリカから始まった認知症ケアの取り組みで、エコロジーオンラインを中心に日本でのパイロットプログラムをスタートすることになりました。栃木県の医療法人に協力をお願いし、9月末から老人介護施設に入所した認知症の患者さんに好きだった音楽を聴いてもらいます。現在、そのための準備が急ピッチで進んでいます。
2017年
8月
30日
水
小さな奇跡の見つけ方 音楽と認知症をつなぐ旅が始まります。
エコロジーオンラインでは現在、音楽による認知症ケアの取り組みを紹介する「パーソナルソング」の全国上映を呼びかけています。
この映画で描かれるのは携帯型音楽プレイヤーを使って認知症になった方々に音楽を聴かせてあげる取り組み。アメリカの団体Music & Memoryの活動を追ったドキュメンタリーです。
2017年
7月
11日
火
【RADIO SAKAMOTO】ソーラーパワートラックが「WORLD HAPPINESS 2017」のサブステージに!
いよいよ7月です。
昨年はこの時期、坂本龍一さんからの呼びかけもあって、自然エネルギーを活用して熊本の支援活動をしていました。
ソーラーパワートラックに小さな自然エネルギー機器を持ち込み、東北から九州に向けて走りました。その帰りに熊本の農作物をトラックに積み込んで首都圏で販売しました。
ソーラーパワートラックは太陽光発電と蓄電池を積んでいるので、熊本では電気のいらないステージトラックとして活用。にほんのうたキャラバンと連携して八代亜紀さんやビューティフルハミングバードのライブなども行いました。
*諸般の事情により、ソーラーパワートラックの派遣は中止となりました。
2017年
5月
30日
火
小さな奇跡の見つけ方 カラフルファームのチャレンジ
エコロジーオンラインは17年というNPO活動のなかで様々な分野のチャレンジをしてきました。
住宅分野の取り組みでは、低炭素型のまちづくりをドイツに学ぶ「クラブヴォーバン」という法人をつくりました。その取り組みから家の燃費を住宅ビジネスで活用する日本エネルギーパス協会が生まれています。
農業分野については、日本初のオーガニック和綿Tシャツをつくるなど、循環型農業の支援をしてきました。この取り組みは後に東日本大震災の被災地に広がるコットン栽培につながります。
そうした体験を生かし、本格的に農業をするためにカラフルファームという農業法人をつくったのが昨年のこと。仲間たちと未来の農業を語ることも多くなりました。
2017年
5月
08日
月
【RADIO SAKAMOTO】田中正造「真の文明」とマダガスカル
3月末から4月の頭にかけてマダガスカルを訪問してきました。独立行政法人の国際協力機構(JICA)と手がけている事業の調査のためです。
このプロジェクトはマダガスカルの人たちが調理に活用する薪や炭を減らすため、燃焼効率のよいロケットクッキングストーブを導入するもの。それとともに廃棄されているモミガラやオガクズの固形燃料化の事業の可能性を調べるものです。
2017年
4月
25日
火
小さな奇跡の見つけ方 途上国で持続可能なビジネスを考える。
昨年から始まったマダガスカルのエネルギー改善事業のため、1週間のスケジュールで現地を訪問しました。1週間とはいえ、現地の往復に3日ほど費やしたため、中身は4日という短い調査でした。
この事業は自分が代表を務める里山エネルギー株式会社がJICAから受託したもの。家庭の調理に活用する薪と炭の減量や、モミガラ・オガクズなどの燃料からエコ燃料をつくる事業の可能性を調査します。
2017年
4月
25日
火
小さな奇跡の見つけ方 産学官民の「協働」をどうつくるか?
少子高齢化やAI・ロボットの進化で日本の産業構造が大きく変化すると言われます。そんな混乱のなかで自分たちが生き残る道を見出すのは至難の業です。そんな時代だからこそ注目されるのが「産学協働」です。
「産学協働」は新事業の創出や、新技術の開発を目的に大学などの教育機関・研究機関と民間企業が連携することから生まれます。その先に政府・地方公共団体などの「官」を加えて「産学官」、地域社会やNPOの「民」を加えて「産学官民」へと成長します。
2017年
4月
25日
火
小さな奇跡の見つけ方 環境保護と認知症予防がつながる日
昨年末から家で仕事をすることが多くなりました。母が認知症の初期であると診断され、日々の困りごとに対応する必要が出てきたのです。
自分が代表を務めるエコロジーオンラインはフリーランスで活動するライター、編集者、マンガ家、カメラマン、ミュージシャン、カフェオーナーなどの個人事業主が参加して環境保全活動をするNPO法人。そんな同じ境遇を持つ仲間の理解もあり、在宅型の仕事へのシフトチェンジはスムーズにできました。おかげさまでインターネットを通して世界の環境情報を集めて文章を書くことで仕事が落ち着いてきました。
2017年
4月
11日
火
<体験レポート>草刈りの苦労を軽減する営農型発電を地域活力に繋げたい!
みなさま、こんにちは。私は滋賀県大津市に住む小中政治と申します。
私は現在、この田んぼで「コシヒカリ(米)」を作付しています。9月に収穫し、主にJAに流通させています。
もともと、この辺り一帯の田んぼは、江戸時代初期から続く、石積みの美しい棚田農地でした。
10数年前に当地域(中山間地域)の圃場整備が行なわれたことによって、耕作面積が大きく減少し、逆に法面(のりめん)が増え(従前の約5倍)、その法面管理(草刈り)に膨大な時間が費やされることになりました。
2017年
3月
06日
月
里山エネルギーによるマダガスカル事業と音楽による認知症ケア 2017年3月のエコレポート@RADIO SAKAMOTO
J-WAVE レディオ・サカモト。ここからは坂本さんに代わって、エコロジーオンラインの上岡裕がお届けします。
昨年夏、このレギュラーを始めてすぐに「にほんのうた」の実行委員会やワールドハピネスのみなさんと一緒に実施した熊本支援活動のご報告をしました。
太陽の力でステージができるソーラーパワートラックに、くまモンのフラッグを掲げ、熊本に小さな自然エネルギー機器と、八代亜紀さんやビューティフルハミングバードのみなさんの自然エネルギーライブを届けました。
2017年
1月
30日
月
小さな奇跡の見つけ方 2017年は温暖化防止ビジネスが活性化!?
昨年からエコロジーオンラインは坂本龍一さんのラジオ番組「RADIO SAKAMOTO」にエコレポートを提供してきました。2ヶ月に一度、私たちが手がけていることをレポーターとしてお届けしています。
なんと今年最初のオンエアは坂本龍一さんとラジオ対談からスタートです。坂本さんはニューヨークにお住まいですから、新しい大統領誕生の背景についてもいろいろとご存知です。
トランプ新大統領は地球温暖化対策などに後ろ向きであることが知られていますから、自分がその話をすると、こう坂本さんは返してきました。
「彼はビジネスマンだから、地球温暖化がビジネスになるとわかったら変わると思う。地球温暖化対策に本気のディカプリオもトランプ氏に耳打ちしに行ったみたい」
2017年
1月
04日
水
小さな奇跡の見つけ方 スマートコミュニティは地域を変える?
11月22日、和歌山県御坊市で「スマートコミュニティが切り開く地方の未来」と題する講演会を開きました。和歌山県印南町で計画されるスマートコミュニティプロジェクトを応援するための企画です。
今回の講演のテーマとなったスマートコミュニティは、独立型の電源である再生可能エネルギーを大量に導入し、蓄電池、EV、コジェネ、HEMSなどをからめ、自立型のエネルギーを確保した災害に強いコミュニティを意味します。原発が停止したために大混乱をした東日本大震災の教訓から生まれた新しい地域づくりの方向性です。
2016年
12月
03日
土
【Forest Good 体験記】“森と人をつなぐダボでありたい。” 栃木ダボ製作所を訪問しました。
はじめまして。
エコロジーオンラインでインターンをしております青木 稜祐と申します。
このたび、初めての仕事として、栃木県鹿沼市で木工業を手がける「有限会社栃木ダボ製作所」に訪問させていただきました。
こちらは住宅部材のような大きなものから記念品のような小さなものまで、木工機械を駆使し顧客のニーズに柔軟に対応できる技術をお持ちの会社。エコロジーオンラインがForest Goodの取組として、間伐材を活用した教材の開発やForestGoodキャラクターでのグッズ展開を検討しており、今回の訪問となりました。
2016年
11月
28日
月
小さな奇跡の見つけ方 トランプ政権の誕生と地球の未来
昨年11月、パリで同時多発テロが起きた。
その日はパリ郊外にあるサッカースタジアム、スタッド・ド・フランスで男子サッカーのフランス対ドイツ戦が行われていた。大観衆がパニックになることを狙ったのか、スタジアム入り口や近くのファストフード店で爆発音が響く。自爆テロによって4人が死亡し、1人が巻き込まれて亡くなっている。
2016年
10月
20日
木
凡人イベンターゆかぞうが東京さ行っただ
先日はエコロジーオンライングループでいつも大変お世話になっております、凡人イベンターゆかぞうです。
上岡さんと藤井さんに東京のたくさんの場所に連れていって頂きました!
各種イベントや歌をおくろう企画で出演や音響機材手配等でたくさん協力して頂いております、THE CHESSの赤羽さんも一緒にいきました( ´ ▽ ` )ノ
2016年
10月
13日
木
福島の新電力、須賀川瓦斯のHPで新電力料金のシミュレーションを試してみました!
福島県の須賀川瓦斯株式会社さんは、福島県内でのエネルギーの地産地消を目指し、県内にソーラー発電所をぞくぞく設置中です。
今年4月、その電力を中心にした電気を、企業・家庭向けに供給し始めました。
今までは東北の方向けの販売でしたが、ついに東京電力管内の関東エリアでもその新電力を購入できるようになるそうです!(11月頃からのスタート)
2016年
10月
10日
月
小さな奇跡の見つけ方 パリ協定成立から始まる脱化石文明の胎動
昨年末、パリで実施された地球温暖化防止の国際会議で締結されたパリ協定。気候変動枠組条約に加盟する196カ国すべてが参加する初めての国際的枠組みです。
そのパリ協定成立以降、世界中で盛んに叫ばれているスローガンがあります。それが“FOSSIL FREE”。脱化石燃料を達成しようという合言葉です。
2016年
9月
12日
月
グリーンパワーなライフスタイルを求めて ~エコロジーオンラインの16年の歩み~⑤
この事業の当初の目的は地球温暖化や太陽エネルギーについての学びだったのだが、自然災害をどう生き抜くかを学ぶ事業としての可能性も高まってきた。ソーラークッカー、ナノ発電所、ロケットストーブを防災・減災グッズとして公共施設に提供し、そこで定期的にワークショップを実施する。火を知らない子どもたちにも、災害時に生き伸びるためのエネルギー活用術を体験してらう。その体験が災害に強い地域社会づくりにつながるのではないかという意見だった。
小さな単位でも再エネをハイブリッドに活用できれば当然、エネルギー効率をあげることにつながる。熱を電気からつくるのは非効率だ。ソーラークッカーや木質バイオマスなどを活用して、私たちのライフスタイルに熱のパワーをそのまま活用する。そんなビジョンが明確になってきた。
2016年
9月
12日
月
グリーンパワーなライフスタイルを求めて ~エコロジーオンラインの16年の歩み~④
ナノ発電所は「発電」というものを身近にするために開発を手がけた。それなら暮らしに身近なメディアと組むのがよいだろうと思い、東京のFM局J-WAVEの友人に声をかけ、一緒にナノ発電所を販売しないかと呼びかけた。ナノ発電所の販売は実現しなかったが、平井理央さんの新番組「WONDER VISION」に参加することになり、それがきっかけで、再エネに興味を持ち、僕らの活動に参加してくれる人も増え始めた。
2016年
9月
12日
月
小さな奇跡の見つけ方 東京五輪を持続可能にするために!
リオ五輪もそろそろ終了です。オリンピックでは日本の選手たちが過去最多のメダルを獲得し、感動的な場面にもたくさん出会えました。4年後の東京オリンピック成功に向けてよいスタートが切れたと言えるでしょう。
2016年
8月
22日
月
小さな奇跡の見つけ方 世界に広がるForest Goodな森づくり
エコロジーオンラインは「地球環境をまもる」という大きなミッションのもと、暮らしのなかの小さなエコの啓発から、国境を越えた自然エネルギー支援まで、とにかく活動が多岐にわたります。
そのテーマをわかりやすくいくつかにまとめるとするなら、「メディア」「森づくり」「自然エネルギー」あたりになると思います。
2016年
7月
25日
月
グリーンパワーなライフスタイルを求めて ~エコロジーオンラインの16年の歩み~③
そらべあの誕生は、お台場に10キロワットの太陽光発電施設を生み出すことだけに止まらなかった。
ZEPPをグリーン電力証書化したのと同じ仕組みをつかって、グリーン電力証書の事業が始まった。
青森県六ケ所村の風車から生まれたグリーン電力を活用して、大手企業の社員総会がどんどんグリーンに変わっていった。
2016年
7月
07日
木
グリーンパワーなライフスタイルを求めて ~エコロジーオンラインの16年の歩み~②
ライブの現場にグリーン電力証書を導入することに成功した僕らは、次に音楽づくりでもグリーン電力証書が使われる流れをつくった。乃木坂にあるソニー・ミュージックスタジオで、グリーン電力証書の導入が決まったのだ。ロックアーティストの浜田省吾さんのアルバムもこのスタジオで録音され、グリーン電力を使ったことが大きな話題となった。こうした取り組みが呼び水となって、音楽、スポーツ、エンタテイメント施設など、さまざまな場でグリーン電力証書が活用されるようになっていった。
2016年
6月
30日
木
【ForestGood】間伐ネットの総会を開催いたしました
2015年6月に発足した間伐・間伐材利用推進ネットワーク(間伐ネット)。
2016年の総会・交流会が6月20日、コープビル(東京都千代田区)で開催されました。間伐ネットは全国森林組合連合会をはじめとする関連団体、19の団体で構成されいます。
総会では、全森連会長であり、間伐ネットの会長でもある佐藤重芳氏の挨拶をはじめとし、昨年度の事業報告、今年度の計画、間伐マークについて、国内の状況などの報告と、活発な意見交換が行われました。
2016年
6月
27日
月
グリーンパワーなライフスタイルを求めて ~エコロジーオンラインの16年の歩み~①
エコロジーオンラインというNPO法人を立ち上げて今年で16年になる。その活動を振りかえってみると、再生可能エネルギー(以下再エネ)を中心に、自然といかに調和して生きるかというグリーンなライフスタイルの普及に多くの時間を注いできたと言える。
環境省と行った「Re-Style」という活動では、若者たちに「リデュース・リユース・リサイクル」の大切さを伝えるため、GLAYなど、著名ミュージシャンに関わってもらってライブを行った。ソニーマガジンズ(当時)とは『リンカラン』という雑誌をつくり、都市暮らしの女性に田舎暮らしや手づくりの楽しさを伝えることも行った。
そうしたライフスタイルを変えるお手伝いの活動のなかで、メインとなったのが再エネを暮らしのなかに根付かせる活動だった。
2016年
6月
27日
月
「Green Power for くまもと」第一弾支援レポート
エコロジーオンラインを中心に音楽業界やNPOの仲間が集って実施した「Green Power for くまもと」の第一回支援ツアーが終了しました。
この活動の中心となったのはソーラーパワートラックの派遣です。5kwのソーラーパネルと37kwhの蓄電池を装備し、ウイングをあけるとステージになる4トンのハイブリッドトラック。そのトラックの荷台に、再生可能エネルギーを手がける全国の仲間たちが寄付してくれた支援物資を満載し、熊本に向かいました。
2016年
6月
03日
金
小さな奇跡の見つけ方 火を見失った現代文明
熊本、大分に地震の余波が続いています。東日本大震災後、ここ栃木でも余震が続きました。枕元に災害用グッズと靴を用意し、いつでも外に飛び出せる服装で寝ていた頃を思い出します。いちはやい地震の終息をお祈りします。
今回の熊本地震ではエコロジーオンラインも再生可能エネルギーによる支援を思い立ち、ソーラーパネルと蓄電池を装備したソーラーパワートラックを熊本に派遣。避難しているみなさんを勇気づけるライブを届ける活動を始めました。エコロジーオンラインのホームページにGreenPower forくまもととして具体的な活動を記しています。次の連載では最初の派遣についてご報告もできそうです。
2016年
5月
21日
土
女子美術大学とエコロジーオンラインのコラボ事業が始まりました
5月18日、イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA(シンカ)にて女子美術大学の教授並びに学生16名を迎えて、4つのテーマにおける新キャラクター開発のためのプロジェクトが始まりました。
エコロジーオンラインが選んだ4つのテーマに合う新キャラクターを女子美術大学の皆さんに考えていただくという、大学と企業や団体をエコロジーオンラインがつなぐコラボ企画です。
2016年
2月
11日
木
【Forest Goodレポート】磐城杉で目指す「人と環境にやさしい」日本一の割り箸づくり
間伐ネット事務局は8日、福島県いわき市で高級割り箸の製造・販売を手掛ける株式会社磐城高箸(高橋正行社長)を訪れた。
同社は茨城県境にほど近い川部町に位置し、間伐された磐城杉を用いた割り箸の製造、販売を事業としている。繁忙期にも関わらず、作業工程をひとつひとつ丁寧にご説明いただき、割り箸づくりの思いや新たな商品展開などお話をお聞かせいただけた。本記では、その取組をご紹介したい。
2016年
2月
07日
日
音楽をグリーンパワーで! artist's powerの誕生
坂本龍一さんと手がけたアースデイフォーラムはIT、地域通貨、冒険、アートの専門家たちが集まってエコロジーの話をするものでした。すでにアメリカでは著名人が参加するイベントに成長していたアースデイを日本でもメジャーにしようと実施したアースデイフォーラムでしたが、ここから別の取り組みも生まれます。
自然エネルギーに興味があるアーティストたちが集まって音楽の現場をグリーンにするartist’s powerの活動です。
坂本龍一さんの呼びかけで最初に参加してくれたのはGLAYのTAKUROさんでした。2001年7月末から8月頭にかけて石狩市で実施したGLAY EXPOにartist’s powerブースを提供してくださいます。
2016年
1月
30日
土
電力自由化の先に見えてくるオフグリッド新時代
2016年、私たちは大きな変化を体験します。まだお正月だというのに本格的にその激動が始まりました。4月に始まる電力自由化に参入する新電力各社が契約切り替えの予約をとり始めたのです。
今年自由化される低圧電力の市場規模は7.5兆円。来年予定されているガスの2.5兆円をあわせると10兆円のマーケットが開放されます。地域にしばられた大手電力が他地域に進出し、ガス会社はガスとセットで電力販売をスタートさせ、石油会社の電気を購入するとガソリンが安くなる。まさにエネルギー事業者間の熾烈な顧客獲得競争が始まったわけです。
2016年
1月
24日
日
自治体電力の躍動! 新電力にチャレンジする浜松市の取り組み
本格化する電力自由化の波のなかで地産地消の電力を供給しようという取り組みが増えている。
その台風の目となるのが地方自治体が関わる新電力だ。民間事業者が地域の再生可能エネルギーの電力を集めようと思っても、大手電力以外への売電は事業の不安定化につながると懸念する金融機関が多く、ファイナンスの面から販売先を新電力に切り替えることへのハードルは高い。
だが、新電力の設立に行政機関が関わるとなると話は変わってくる。信用のある自治体が関わることで金融機関の不安も払拭される。その代表格が浜松市が立ち上げた浜松新電力だ。浜松市の取り組みから売電ビジネスにとどまらない地域新電力の明日を考える。
2016年
1月
11日
月
EOL15年の歩み インターネットで活動する日本初の環境NPO誕生!
エコロジーオンラインがNPOとして立ち上がったのは2000年3月。今からおよそ16年前のことです。
その10年前、理事長となる自分は地球環境問題の解決に寄与する仕事をしようとソニーミュージックをやめ、栃木に住むフリーライターとしてインターネットやエコロジーの記事を書く日々を送っていました。
その活動をまとめる形でつくったホームページが「普通の人のエコロジー」でした。当時はまだ、ブログもソーシャルメディアも存在しません。わかりづらい地球環境問題をどうやって継続的に伝えていくかで悩み、ホームページをつくります。
自分の書いた記事や参考に集めた環境情報が多くの人の役に立つだろうかという不安を抱えながら、栃木から全国へ情報発信を始めます。そのウェブサイトの立ち上げをきっかけに日本国内だけでなく、海外で活動するみなさんとの連携が深まっていきます。
2016年
1月
07日
木
ナノ発電所がケニアに灯りを届けました。
エコロジーオンラインのタイニーライトプロジェクトが協力してケニアにまた小さな灯りが届きました。
この事業を手がけたのは岩手で活動するNPO法人環境パートナーシップいわて。ナノ発電所のソーラーパネルセットを、スラムの子どもたちが通うケニアのアマニ教育センターに届けました。クラスのライトアップのために活用されています。
2015年
12月
28日
月
佐野市役所新庁舎でエコロジーオンライン15年のあゆみ展を開催しました。
2015年12月21日から25日の5日間に渡り、本年創立15周年を迎えたエコロジーオンラインのあゆみ展が12月上旬に全面開庁をした佐野市役所新庁舎の市民活動スペースにて開催されました。
5日間を通して佐野市民や仲間など350人以上の来場者に来ていただき、多くの方々にエコロジーオンラインの15周年と活動を知っていただく機会となりました。
2015年
12月
08日
火
遺伝子組み換えの問題を伝える「市場deシネマ」を終えて
11月29日、横浜市南部市場で「市場deシネマ」を開催しました。
横浜南部市場の開場以来、約40年にわたって水産物仲卸会社の代表をしています。ここ数年で取扱高が激減してしまった市場の将来を大変心配して来ました。
この「市場deシネマ」は従来の市場のイメージを大きく転換するための一つの方法として考えた企画で、これからの市場を「消費者に開かれた情報発信も担う楽しいマルシェ」へとイメージアップしようと考え「環境や健康をテーマにした映画鑑賞とマルシェでの買い物を一緒に楽しんでいただこう」という思いで取り組んでいます。
過去にも年に一度だけ「市場まつり」の日に映画の上映会を開催してきましたが、今後は毎週あるいは毎月という頻度で定期的に開催していこうと思っています。
2015年
11月
09日
月
バイオガスで大成功!北海道鹿追町の挑戦!!
ソーラーシティ・ジャパンの吉田の北海道レポートです。下川町からクラブヴォーバンチームと一人別れて向かった先は帯広。
折角北海道まで来て北海道バイオマスリサーチ(株)さんを訪ねないわけにはいきません。
代表の菊池社長は3月にソーラーシティ・ジャパンと足利工業大学の共催で行ったシンポジウムで講演&パネルディスカッションにご登壇いただきました。
2015年
8月
01日
土
ソーラークッカーが料理に大活躍! 2冊の再エネ絵本を記念したパーティを開催しました。
7月31日、日中は猛暑、夜はブルーンムーンが輝くなか、栃木県足利市大月町のレストランル・クールにて、エコロジーオンライン上岡理事長原作の絵本「ヤマネのナノのぼうけん」と足利工業大学牛山学長が監修した「風くんと電気ちゃんのだいぼうけん」の2冊の再生可能エネルギーをテーマとした絵本の出版記念パーティが開催された。
2015年
6月
23日
火
地方創生もSwitch for green!
数年前、津波被害を受けた大船渡を訪ねました。その際、現地で活動する男性で自分も被災しているにも関わらず、高齢者の食事支援をされる方と出会いました。
ちょっとした会話のなかで元の暮らしに戻るには時間がかかりますね~とお話しすると意外な言葉がかえってきました。「浜に行けば漁師の仲間からたくさんサカナをもらえるし、野菜だって近所の人からもらえる。だから数万もあれば暮らしていける。そんなに時間はかからないよ」
2015年
5月
26日
火
あなたは何を基準に電力会社を選びますか?
2月14日、河北新報が電力自由化の未来を占う上で重要なニュースを伝えている。“「卒原発の一環」山形県が新電力会社設立”と題された記事がそれだ。
この記事によれば山形県が再生可能エネルギー事業者などと組んで地域電力会社「山形県新電力」(仮称)を設立する方針を固めたという。県内で生み出された太陽光、水力、風力、バイオマスなどの電気を買い取り、県内外の顧客に販売する。まずは公共施設から始め、民間施設や一般家庭にも供給を拡大。吉村美栄子知事が掲げる「卒原発」に沿って、原発に頼らず、地産地消の電力を活用していく。
2015年
5月
17日
日
知っていますか?電力料金の中身
私たちの身近な場に再生可能エネルギーが増え始めました。よく新聞でメガソーラーの記事も見かけますし、クルマや電車に乗っていると、「え、こんなところに!」といった場所に太陽光発電を発見します。
全国で大きな太陽光発電所が増えていることに対し、国が補助金を出していると勘違いしている人も多いのですが、実際のところ、これらの施設に国の補助金は使われておらず、私たち自身が電力料金を通して支援をする形になっています。
2015年
5月
02日
土
電力を選べる時代がやってくる!
2016年4月、すべての人が自分の好きな電力会社を選ぶことができるようになります! こんな風に声をかけられてわかりました~なんてすんなり答えられる人はそう多くはいませんよね。
新しい電線が来る?
手続きはややこしくない?
これまでの家電製品は使える?
電気料金はどうなる?
原発以外の電力は選べる?
マンションでも大丈夫?
こんな具合にいろんな疑問がわいてくると思います。これから本格的に始まる電力の自由化で私たちは何を選択すべてきなのか。それを知るためにもまず電力のことについて詳しく学んでみる必要がありそうです。
2014年
12月
04日
木
固定価格買取制度の改正議論と再生可能エネルギー普及のビジョン
前回は固定価格買取制度を巡る課題などについて取り上げましたが、今回はそのような状況を踏まえて、現在進められている固定価格買取制度の改正議論と、今後再生可能エネルギーを普及させていくために何をすべきかについて整理してみます。
2014年
11月
18日
火
【SCJ】固定価格買取制度導入から2年 再生可能エネルギーを取り巻く現状
2014年
11月
07日
金
途上国に小さな灯りを届けるルミンエイドラボ 2人の女子学生が生んだ奇跡
東日本大震災で暗くなった日本にまぶしい夜が戻ってきたのはいつだっただろうか。都心の繁華街を歩いていると福島原発の事故によって計画停電が実施されたのが嘘のよう。しかし世界に目を転ずるとこうした電気を手にできない地域はたくさんある。なんと世界の13億人が無電化の状態にあり、質の悪い灯油ランプなどのおかげで健康被害や火事の危険にさらされている。
2014年
11月
07日
金
再エネ接続中断問題で出力抑制の拡大が検討課題に
電力各社が再生可能エネルギー発電設備の接続申込みに対する回答を保留する事態となったことを受けて、経済産業省は「今後の再生可能エネルギーの最大限導入に大きな制約となるおそれがある」として、総合資源エネルギー調査会に系統ワーキンググループ(系統WG)を設置。電力会社の接続可能量の検証や接続可能量の拡大方策等について審議を重ねている。この中で、電力会社が再エネ発電事業者に求めることが出来る〝出力抑制〟の在り方の見直しが、論点の一つになっている。
2014年
10月
01日
水
【発電部】恐竜型エネルギーから哺乳類型エネルギーへのワンステップ! 婚前道中膝栗毛の連載が始まります
リアカーにそらべあ・ナノ発電所を搭載し、全国の原発を自分の足で歩いて回っている人たちがいる。婚前道中膝栗毛のお二人だ。
福島第一原発の事故以降、エコロジーオンライン発電部部長として、ラジオに出たり、シンポジウムに呼ばれたりすることが多くなった。元来、お調子者の自分はその場の勢いにまかせて「近い将来、大きくて、小回りの効かない恐竜型エネルギーから、小さくてスマートな哺乳類型エネルギーに進化する」と無責任に話してきた。
2014年
9月
30日
火
固定価格買取制度:各地の電力会社に波及する接続申込の中断検討と経済産業省の動向
九州電力に引き続き、東北電力が固定価格買取制度に基づく再生可能エネルギー発電設備の接続申込み中断を検討と発表し、四国電力も同様の検討を開始したと報じられています。
これを受けて、26日の小渕経済産業大臣の会見では、九州電力による接続申込み保留措置を受け、電力大手各社がどれだけ新規の発電所を受け入れられるのかの緊急調査を行う方針が示されました。
2014年
4月
02日
水
EOL編集部がYahoo!きっずのリニューアルを応援!
3月26日、ヤフーが提供する子ども向けポータルサイト「Yahoo!きっず」が、大幅リニューアルを行いました。そのなかの学習コンテンツ「環境」コーナーの制作を、エコロジーオンラインが担当しました。Yahoo!きっずで検索頻度の多い環境キーワードについて、EOLライター陣がわかりやく解説しています。ぜひ親子でご活用ください!
2014年
2月
27日
木
<ナノ発電所リリース>全国で200発電所を突破!スマホと連携して防災基地に
自然エネルギーの普及啓発を手がけるNPO法人エコロジーオンライン(創立:2000年3月、本部:栃木県佐野市 理事長:上岡裕)が昨年から企画・販売を始めた“世界一小さな発電所”タイニーライト・ナノ発電所の販売累計が200台を突破しました。次年度は1000か所のナノ発電所設置を目指します。
2014年
2月
02日
日
今年もお米作りが始まりました。EOL里山部も始まります。
あけましておめでとうございます。
皆様、今年もよろしくお願いいたします。
えっ?2月に入ったのに新年の挨拶?
そうなんです。旧暦によると1月31日は元日。
気持ちも新たに、一年のスタートです。
季節とともに作業を行う農業には、
この旧暦や、二十四節季がぴったり。
私が週末ボランティアで参加している近所の谷戸田でも、
2月1日、今年のお米作りが始まりました。
来週から本格的に始まる荒起こし作業に向けて、田んぼの水を抜いたり、田んぼ脇の水路にたまった枯葉を取り除いたり。昨年は、約3,800m2の作付面積から1トンを超える収穫量がありました。今年はもっと上を狙おうと、みんなで意気込んでいます。がんばらないと。
2014年
1月
07日
火
パウンドケーキ作りから学ぶ持続可能な地域づくりとは
昨年末の12月14日、群馬県大田市にある「東毛青少年自然の家」で開催された環境イベント「太陽の力でパウンドケーキを作ろう!」。私も参加者の一人として、太陽の大いなる力と可能性を体験してきました。
チャウス自然体験学校の主催で行われた本イベントのサブタイトルは、「楽しみながら、持続可能な地域づくり(ESD)を考えよう!」。ESDとは、社会の課題と身近な暮らしを結びつけ、新たな価値観や行動を生み出すことを目指す学習や活動のこと。世界には、環境破壊や貧困、紛争といったあらゆる問題が起きていますが、これらを解決するためには、私たち一人ひとりが、これらの問題に対して、考え、立ち向かわなければなりません。そのために必要な力を育むESDは、今年11月に日本で国際会議が行われるなど、いま世界から注目を集めている取り組みです。
2013年
10月
11日
金
下野新聞に掲載! EOLの森と水千年プロジェクト
10月8日、田中正造没後100年を踏まえてエコロジーオンラインが企画した「森と水千年プロジェクト」の取り組みについて下野新聞にご紹介をいただきました。
足尾銅山鉱毒被害に際して「治山治水」を唱えた田中正造。彼の没後100年を考えるにあたっては森づくりは欠かせません。そうして考えてみると、田中正造が活躍した100年前にくらべ、森と人とのバランスはよりひどい状態になっているのではないだろうか。そんな問いからこの活動がスタートしました。
2013年
9月
24日
火
10月19、20日、やわらかエネルギー学校を開講します。
日本のエネルギー問題について、何から始め、どのように歩めば良いかを学びたいと思っているみなさんのため、NPO法人ソーラーシティ・ジャパン企画。 自然豊かな学舎で、やわらか頭の先生とともに、楽しく学びましょう!
2013年
8月
22日
木
宇都宮で自然エネルギーの交流会に参加します。
原発に依存しない持続可能なエネルギーを中心にする地域づくりを模索するコミュニティが増えてきました。栃木県内でもエコロジーオンラインが拠点を置く県南の佐野、県央の宇都宮、県北の那須など、様々な団体が活動を始めています。
13年前の団体の立ち上げから現在まで、エコロジーオンラインは様々な形で自然エネルギーに関する事業を実践してきました。そうした経験を多くの人と共有するため、タイニーライト・ナノ発電所を持って様々な地域を訪ねることも多くなっています。8月31日は宇都宮のお話会に出かけることになりました。
会場となるユイノマも情報発信の拠点となっている場。ご興味がある方はぜひご参加ください。
エコロジーオンライン理事長 上岡 裕
2013年
7月
10日
水
『自治体のエネルギー戦略』著者、前東京都環境局長 大野輝之さんに聞く。これからのサブナショナルの役割とは?
東京都はこれまで、先駆的な環境施策を次々と実行してきました。舞台裏には、既得権益との戦いや、なかなか越えられない無数の壁もあったはずです。いったい誰が、どうやって乗り越え、形にしていったのか…。そのサクセスストーリーには、自治体関係者のみならず、企業や団体、NPO関係者にも気になる人は多いのではないでしょうか。
施策の立役者の一人、東京都環境局局長の大野輝之さんが、7月の退職を前に、これまでの東京都の環境施策を一冊の本にまとめあげました。岩波新書から5月に発売された『自治体のエネルギー戦略-アメリカと東京』です。
2013年
7月
06日
土
「真の文明ハ 山を荒さず 川を荒さず 村を破らず 人を殺さゞるべし」~百年を経て今に蘇る田中正造の伝言~
足尾銅山の繁栄は、渡良瀬川流域を死の川とし、村の自治を破壊し、鉱毒により田畑を荒らし、人の命をも奪った。これが本当の文明であろうかと正造は問うた。私たちは同じ構図を福島で目の当たりにしたのだ。(渡良瀬通信「田中正造がキーワードになる時代」)
「百年を経て今に蘇る田中正造の伝言」アーカイブ(2012年12月16日初出)
2013年
7月
05日
金
「天の監督を仰がざれば凡人堕落。国民、監督を怠れば、治者盗を為す」~百年を経て今に蘇る田中正造の伝言~
政治家が、正義とか道徳があることを忘れて政治を行えば、民衆は本質を失い堕落する。そうさせないために国民は、政治家を絶えず監視しなければならない。また、その監視を怠れば政治家は国民を騙し、盗みをするというものである。 (渡良瀬通信「田中正造がキーワードになる時代」)
「百年を経て今に蘇る田中正造の伝言」アーカイブ(2012年12月7日初出)
2013年
6月
27日
木
がらくたの紡ぐ歌を聴け!「ぼっこやの美 綾部和夫の世界」
8月3・4日の2日にわたって、東京ビッグサイト東1ホールで「骨董ジャンボリー 2013 SUMMER」というイベントが開催される。全国約500のディーラーが、国内、国外の骨董やアンティーク、ビンテージの雑貨などを持ち寄る一大イベントだ。
このイベントの特別展示として名を連ねるのが「ぼっこやの美 綾部和夫の世界」。その中心となる綾部和夫氏は、大手芸能プロダクションで「山下久美子」をプロデュース。その後独立し、マネージャーとして「エレファントカシマシ」を世に送り出す。音楽業界を退いてから「BOKKOYA双啓舎」で「ほろびゆく鉄・サビ」の再生を手がけるという希有な経歴の持ち主だ。
2013年
5月
31日
金
福島南相馬市の小学校が発電所に 「そらべあスクール電力プロジェクト」
子どもたちがギタリストの佐藤タイジさんらに習いながらあちこちでエレキギターを鳴らしています。子どもたちの笑顔の先には、太陽光発電を行うソーラーパネルがあります。このパネルはバッテリーにつながれ、一般の電力につながなくても太陽があれば発電、蓄電されるキット。全国の地域電力作りに奔走する藤野電力さんの協力により子供たちの手でつなぎ、電気をつくっています。
このイベントは5月23日、24日の2日間にわたって、福島県南相馬市の太田小学校、上真野小学校で行われた「そらべあスクール電力プロジェクト」のひとこまです。
2013年
5月
27日
月
小水力発電を学ぼう&フィールドトリップ報告
先日25,26日無事終了しました。
今回は下野新聞さんにもイベント記事を掲載いただいたおかげで、栃木県多くの方にしっていただくことが出来たと思います。佐野はもとより、日光や真岡、宇都宮。他県からも多数参加頂き誠に有難うございました。
2013年
4月
29日
月
カリンガ族の「無形文化」を伝えてゆく、EDAYAの挑戦
「EDAYA」は、日本人の山下彩香さんとフィリピンの山岳民族カリンガ族のエドガー・バナサンさんが立ち上げたブランドである。フィリピンルソン島北部の山岳地帯に住む少数民族、カリンガ族の伝統文化継承を支援するため、エシカルジュエリーの制作・販売のを行なっている。代表の山下さんがフィリピン北部を訪れた際に、カリンガの伝統楽器演奏者であるバナサンさんに出会ったのが、EDAYAの始まりだ。バナサンさんを通じて、山下さんはカリンガ族の置かれている現状を知ることになる。
2013年
3月
14日
木
目指せ地域の小水力!足利工大自然エネルギー利用総合セミナーレポート
1月22日、23日の両日、足利工業大学にて、自然エネルギー利用総合セミナーが開催され、地熱、太陽光、バイオマス、小水力発電など、各専門家からのプレゼンテーションが行われた。
なかでも興味深かったのが、山根健司さんによる小水力発電の話だ。山根さんは建築士として山梨県を拠点に小水力発電所の設計に携わっている。水力発電の歴史や、各地の発電所の写真や図なども交え、現場からの具体的なお話を聞くことができた。
2013年
3月
04日
月
「ワンピースの登場人物に学ぶ市民組織運営」が終了しました。
3月2日、東京都江戸川区のタワーホール船堀にて、EOL総会&記念ワークショップの「ワンピースの登場人物に学ぶ市民組織運営」が行われました。秋葉原で行った「直流探しの旅」から参加していただいた皆様、お疲れさまでした。いくつかFacebookでご感想をいただきましたので、ピックアップしてご紹介させていただきます。
2013年
2月
19日
火
3月2日、「ワンピースの登場人物に学ぶ市民組織運営」を開催します。
「ワンピースの登場人物に学ぶ市民組織運営」
■日時:3月2日(土)18:30〜20:00
■場所:タワーホール船堀 407会議室
〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-1-1
■お問い合わせ:エコロジーオンライン (0283-23-9758)
■参加お申し込み:エコロジーオンラインまでメールでお申し込みください。
2012年
12月
20日
木
ぜひ行ってみたい!足利工業大学の自然エネルギー利用総合セミナー
風力発電の権威、牛山泉先生が学長を務める足利工業大学は、自然エネルギー・環境学系という全国でもここにしかない学部を持つ。7月に始まった再生可能エネルギーの固定価格買取制度の導入で地域活性化の切り札として、一気に火がついた感のあるこの分野だが、太陽光発電工事などからのクレームが数多く報告されるなど、持続的に発展させるための人材育成や社会システムづくりは追いついてはいない。そういう意味でこれから特に注目される学部だと言えるだろう。
2012年
12月
17日
月
EOLからのX'mas ギフト!太陽光発電による夢のロックフェス THE SOLAR BUDOKAN に、 エコロジーオンライン読者をペア20組40名様をご招待!
国内のトップアーティストが一同に集結するこのイベントの目撃者になってみませんか!
THE SOLAR BUDOKAN
2012年12月20日(木) 17:30開場 / 18:30開演
日本武道館(東京都)
〒102-8321 東京都千代田区北の丸公園2番3号
佐藤タイジプロジェクト
奥田民生/加藤登紀子/吉川晃司/斉藤和義/田中和将(GRAPEVINE)/土屋公平
仲井戸"CHABO"麗市/浜崎貴司/藤井フミヤ/増子直純(怒髪天)/屋敷豪太
和田 唱(TRICERATOPS)/Char/Leyona/LOVE PSYCHEDELICO/ Salyu
Decoration by Candle JUNE
2012年
12月
15日
土
「辛酸亦入佳境(シンサン マタ カキョウニイル)」~百年を経て今に蘇る田中正造の伝言~
谷中村村民はどん底の中で国や古河鉱業と闘いつつ、毎日の生活の糧を得ながら生きている。その中で大洪水に襲われ仮小屋が流される。このような状態を詠んだもの。(渡良瀬通信「田中正造がキーワードになる時代」)
2012年
12月
13日
木
「水を清めざれバ止ます 水を清めて毒に殺さるゝな」~百年を経て今に蘇る田中正造の伝言~
2012年
12月
13日
木
「何事もあきれてものふ(を)云わぬとも 云わねバならぬ今のありさま」~百年を経て今に蘇る田中正造の伝言~
2012年
12月
12日
水
「にくまるゝほどハ沢山にくまれよ よくにくまるゝ人ぞ人のなる」~百年を経て今に蘇る田中正造の伝言~
2012年
12月
11日
火
「デンキ開ケテ世見(セケン)暗夜となれり」~百年を経て今に蘇る田中正造の伝言~
社会が物質的な発展のみを追い求めていたら、人間社会は暗黒になってしまう、天然自然のエネルギーを活用し精神的な発展を先行していく文明を追及していくべきである(渡良瀬通信「田中正造がキーワードになる時代」)
2012年
12月
10日
月
「少しだも人のいのちに害ありて 少しくらいハよいというなよ」~百年を経て今に蘇る田中正造の伝言~
鉱毒に汚染された米や麦を知らずに食べている様を毒食(どくじき)というが、少しくらいだから食べても良いという理由にはならない。少しくらいが溜まり溜まって大きな害になる。今でいう放射能の溜まり方に似ている。(渡良瀬通信「田中正造がキーワードになる時代」)
2012年
12月
09日
日
交流に負けたエジソンも絶賛!LED照明、直流ビル『スマートDCオフィス』がエコプロダクト特別賞
大成建設と東芝が共同で実施した、建物内直流給電システム『スマートDCオフィス』が、第9回エコプロダクツ大賞推進協議会特別賞(節電優秀賞)を受賞しました。
大成建設プレスリリースhttp://bit.ly/QYd3Rx
エジソンが発明した電気は直流だったのはご存知ですか?そして、直流をそのまま送電する「直流送電」する会社を立上げました。でも「直流送電」の欠点は、送電距離が1~2kmと短いことで、当時の直流の石炭発電所が各所にできて黒煙がもくもくと立ち上っていたそうです。日本でも何カ所か建設されたみたいですね。
詳しくは、電流戦争 (Wikipedia) http://bit.ly/11B4ehv
2012年
12月
09日
日
「民を殺すは国家を殺すなり 法を蔑(ないがしろ)にするは国家を蔑にするなり」~百年を経て今に蘇る田中正造の伝言~
1900年(明治33年2月17日)の亡国演説より。4日前に起こった官憲の被害民への暴行に対する正造の怒りの演説の一部。明治政府が被害民を国民とは思わず弾圧し、法律を無視して被害民を苦しめている。これはすでに国家ではないという川俣事件への抗議である。 (渡良瀬通信「田中正造がキーワードになる時代」)
2012年
12月
08日
土
「戦ハ悪事なりけり 世をなべて むかしの夢とさとれ我人」~百年を経て今に蘇る田中正造の伝言~
正造は谷中村問題に専念するため、谷中村民となります。その頃、世間は日露戦争の戦況に沸き立っています。そんな戦争は無駄な事だ、止めてしまえと正造は訴えています。 (渡良瀬通信「田中正造がキーワードになる時代」)
2012年
12月
07日
金
「水は自由に高きより低きに行かんのみ 水は法律理屈の下に屈服せぬ」~百年を経て今に蘇る田中正造の伝言~
正造の治水観。水は自然の理に則して流れる。だから高い所から低い所に流れる。たとえ国会で決めても法律理屈威信と威張っても、水の流れは法律に左右されるものではない。 (渡良瀬通信「田中正造がキーワードになる時代」)
2012年
12月
04日
火
真の文明をつくるために私たちができること。
真の文明ハ 山を荒さず 川を荒さず 村を破らず 人を殺さゞるべし
戦争に明けくれた明治の時代を駆け抜けた政治家に田中正造がいる。世の人々が富国強兵に浮かれていた頃、渡良瀬川流域に多くの被害を生みだした足尾鉱毒事件。国策によって虐げられる被害者のために奔走した彼がこんな言葉を遺している。
2012年
11月
29日
木
「水を清めざれバ止ます 水を清めて毒に殺さるゝな」~百年を経て今に蘇る田中正造の伝言~
2012年
11月
26日
月
コペンハーゲンでは98%のエリアで普及。デンマークで浸透する地域暖房
デンマークのエネルギー政策として忘れてならないものに地域暖房(地域熱供給)がある。
言わずもがなだが、デンマークは日本より北にある。デンマークの首都、コペンハーゲンの緯度は55度。北海道の稚内よりさらに北にある。つまりデンマークの冬は長く寒い。そのため冬の暖房にかかるエネルギーを効率のよいものにすることは、国内のエネルギー消費を抑えることに直結する。そのひとつの解決方法としてデンマークでは地域暖房を40年前から取り入れている。
2012年
11月
24日
土
渡良瀬通信「田中正造がキーワードになる時代」
田中正造が命をかけて取り組んだ足尾銅山鉱毒事件。
その鉱毒の被害は、源流の足尾の山々から、そこから流れ出す渡良瀬川の流域全体に及びました。その渡良瀬川沿川を中心に配布されている「渡良瀬通信」が、田中正造没後100年の企画として田中正造の特集を組みました。
わかりやすくまとめられていますので、田中正造のことを知りたいみなさんはぜひご覧ください。
協力)渡良瀬通信
2012年
11月
11日
日
なんのための節電? 子供たちのためと、私は思っています
もうクリスマス・イルミネーションのライティングが始まり、昨年のことを思うと本当に平和ですね。この平和は中学生の娘が大きくなるまで続くのかと、そうなってほしいと思います。
昨年の電力不足危機のときには、日本中節電で本当に大騒ぎでしたが、今はどうでしょうか?
原発なくても電力は足りて、再生可能エネルギーの発電もあるので、節電しなくても少し電力料金が上がるだけで大丈夫。このように思っている人が多いのでは。
2012年
11月
10日
土
回転寿司の照明と売上げの関係は?
節電・省エネ LED照明の楽画企 辻川です。家のすぐ近くに「くら寿司」があり、娘が小学生の頃はしょっちゅう行っていましたが、中学生になってから、誘っても行きたがらないようになり、少々寂しい思いをしているLED照明の楽画企、辻川です。
今回は、照明の色と飲食店の売上げについての関係を考えてみました。
2012年
11月
05日
月
国民1人当たり風力発電量世界一! デンマーク風力発電拡大の方策とは?
現在、デンマークは2050年までに化石燃料をゼロにするという野心的な目標を掲げている。そして、それを実現するために大きなキーになるのが風況に恵まれた地形を生かした風力発電だ。現在、デンマークでは風力発電でおよそ4000メガワット/hを発電し国民1人当たりとしての発電量は世界一を誇る。さらにデンマーク政府は電力消費における風力発電の割合を現在の28%から、2020年までに50%にまで増やすことを明言している。
2012年
11月
01日
木
地域連携型市民発電所づくりを応援!そらべあエネルギー株式会社が立ち上がりました!
エコロジーオンラインではこれまで、東京都と協働してお台場の潮風公園に太陽光発電施設「ひだまり~な」を設置するなど、再生可能エネルギーの普及啓発事業を実施してきました。
また、当団体の活動から生まれたNPO法人そらべあ基金は、涙を流すホッキョクグマの「そらべあ」をメインキャラクターに、企業、個人の協力によって全国に33基(2012年11月1日現在)のそらべあ発電所を寄付してきました。
2012年
10月
29日
月
福島の子どもたちを元気に!そらが福島市を訪ねました。
10月27日、福島市インドアパーク「みなくる」を、そらべあのそらちゃんが訪ねました。10時から、近くの保育園生8名、14時からは保護者が付き添って来てくれた1歳から小学生までのお子さんたち15名ほどが参加。放射能が気にならない室内環境で、砂場遊び、ぬり絵、読み聞かせなどで楽しみました。
2012年
10月
22日
月
脱化石燃料! グリーン経済へ移行するデンマークのエネルギー政策
日本と同様、1970年代にオイルショックを経験したデンマーク。その後の2つの国のエネルギー政策は対照的だ。日本が原発依存への道を選んでいったのに対して、デンマークは時間をかけて市民が原発の是非を検討し、それを反映して1985年には政府も原発のないエネルギー計画を選択した。そして再生可能エネルギーへのシフトへ大きく舵を切ったデンマークは、オイルショック時2%だったエネルギーの自給率は現在100%を大きく超えている。日本のエネルギー自給率が4%に留まっているのを考えればこの40年の国のエネルギー政策の違いがどれだけ大きな差になったかがわかる。
「デンマークはエネルギー消費を増やさず、CO2排出を抑えながら経済成長をしてきた」
2012年
10月
22日
月
福島から避難したご家族をケアするハンドマッサージ&交流会に行ってきました。
10月15日16日、よく晴れた二日間、スタッフ4人で新潟市内にある「東日本大震災新潟市避難者交流拠点 ふりっぷはうす」にお邪魔しました。なんとその週は、ふりっぷはうす一周年特別企画ということで、~一週間ずっと芋煮会~が行われていて、私たちも美味しいヘルシーあったか~い芋煮と、これまたおいしいおにぎりをいただきました。