
長野県飯山市を中心に森をテーマに活動するフォレストデザイン。このたび代表の余頃友康さんを奥佐野の里山フィールドにお招きしてログファイヤーのワークショップを行いました。
キャンプなどで人気のスウェーデントーチは着火に時間がかかる。その難点を改良したのがログファイヤーです。自己紹介に続いてパソコンをつかってビデオでその作り方を学びました。集まった人たちの中には森林所有者の方もいらっしゃり、手入れができなかった杉林を前にどのように再生するのか熱心に質問されていました。お金にしづらい材を付加価値をつけて販売する。その難問に挑戦し、里山再生に結びつけたのがログファイヤーかもしれません。
昼食を挟んでログファイヤーを作ります。今回のワークショップにはチェーンソーを使った事がない参加者が半数を超えており、まずは基本操作の確認、正しい姿勢などを確認してから、各自のログファイヤーを作ります。その加工方法に余頃さんの特許があり、誰もが簡単に火をつける事が可能になります。
実際に2分前後で着火が確認され、マシュマロやベーコン、ウインナーなどで里山の春を満喫しました。30〜40センチのログファイヤーで1時間程度の暖がとれ、ヤカンをセットすればお湯を沸かすことも可能です。
森の手入れにもなり、里山を楽しみ、何かあった時には防災コンロになるログファイヤー。余頃先生、貴重な体験をありがとうございました。