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上岡理事長の姉である上岡陽江の里山スクール講座が開かれました。

「いっしょに当事者研究をしてみませんか?」という、普通に日々を送っている方にはなんのこっちゃなタイトルではありましたが、高校生から高齢者まで10人ほどにご参加いただき賑やかな会になりました。

 

始めに皆さんの緊張を解くために、2人で組んでお互いの手をマッサージしたり、肩を回したりして場が少しずつ和やかになっていきました。

その後、「当事者」は、犯罪や依存などに関わる特別な人ばかりではなく、普通に過ごしていても対人関係や社会への不満、家族とのいざこざなど、誰しもが当事者となり得るという事がわかってきました。

 

ワークショップでは、一人一人に自分の好きな場所、食べ物、音楽、色などを聞いてホワイトボードに書き出しました。

自分が嫌な気分になった時にそれを思い出して、食べたり聴いたりすると楽になるから。と。

 

陽江さんの施設にも好きな物のリストが張り出されていて、調子の悪い人がいたら、その人の好きなものをそばに置いてあげたりしているそうです。

 

まったりと時は流れて、最後の感想を皆さんにお聞きしました。

「依存症にならないようにしたいと思います」と言う高校生に、陽江さんは「大丈夫、一緒に遊んであげるから♪ウフフ」と答えていました。

いつも、ダメ絶対!では無くならないんだよね。と言っている陽江さんならではの優しい返答に心が温かくなりました。

 

次回は自分の「取扱説明書」をつくる授業です。

来春1/15になりますのでお楽しみに。

高校生から餅が食べたいとリクエストがあったので、代表の田中さんご夫妻による餅つきもやるかもしれません。乞うご期待❣️

 

エコロジーオンライン編集部

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