今回は中央アメリカの熱帯雨林に住む、色鮮やかなカエルを3種類ご紹介します。
まずは1匹目。左の赤色のカエルが、
イチゴヤドクガエル(Strawberry poison-dart frog)です。
その名の通り毒があり、イチゴのような派手な警告色を持っています。
なぜこんな派手な見た目をしているかというと、
あえて外敵に目立ちやすい体の色や模様を持つことで、" 手を出すと危険だぞ ” と警告し、自身の安全を確保しているからだと考えられています。
この警告色というものは、私たち人間の社会でも使われています。
信号機や看板、天気予報などで赤や黄色を見ると反射的に「危険だ」と感じることがあると思います。テントウムシなんかも警告色を持っている虫です。
ちなみに、手足にジーンズを履いているかのような色をしているため、ブルージーンズと呼ばれることもあります。お洒落ですね。
親ガエルは、卵からふ化した幼生(オタマジャクシ)を、安全な水場まで背中に乗せて運びます。
↓ 1:17の姿がなんとも愛らしいです。