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海外ニュース · 24日 3月 2025
日本で相次ぐ山火事、背景に温暖化の影響か
2024年2〜3月、岩手県大船渡市で大規模な山火事が発生し、約2,900ヘクタールが焼失した。現在も岡山や愛媛で山火事が続いており、世界的にも火災の発生件数が増加している。国際研究によると、気候変動により都市火災の発生リスクが高まっている。研究では20カ国・2,800都市の火災データを分析し、気温上昇が車両火災や屋外火災の増加につながることを示した。特にニュージーランドでは、温暖化が4度進むと都市火災が40%増加すると予測されている。火災による死者は現在年間5万人だが、2100年までに33万5,000人に増加する可能性があり、温暖化を1.5度未満に抑えれば被害を半減できるとされる。研究者は、火災対策の見直しと燃料管理の改善が急務であると警鐘を鳴らしている。

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